9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの決勝が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、優勝したジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)、2位のブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、3位のホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が会見に出席し、レースを振り返った。
■ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/決勝:優勝
「僕のこれまでのレース人生の中で、“一番”といえるレースだった。予定していたよりも素晴らしいレースができた。今週末を振り返ると、僕たちは常に強かった。昨日の予選は、ちょっとがっかりしたけど、7位からスタートしても『どうにかできる』という自信もあった」
「今日は本当にタイヤもマシンもセットアップが非常に良くて、レースをエンジョイすることができた。今日のタイヤのチョイスが良かったことで、結果を出すことができた。それと、今回の僕のポイントはターン11だよ。オーバーテイクは、ほとんどターン11でやった」
「(ドゥカティでの)優勝はこれで3回目。僕はいつも感動するタイプだけど、今回も最終ラップでは嬉しくて赤ちゃんのように泣き崩れていたよ(笑)。頭の中で悩んだりしないで、素直に走ることができた。それがよかったと思う」
■ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)/決勝:2位
「僕にとってもチームにとっても素晴らしい週末になった。本当にチームが頑張ってくれていて、そのおかげでいいリザルトが獲得できて嬉しい。金曜日は、いろいろと苦戦していた。なかなかバイクに慣れてなくて、最後ギリギリでなんとなく掴んだ感じかな。自分の前を走るライダーたちの走りを見て、彼らに習いながら、次に何をすればいいか、どうしたら、彼らのラインを自分のものにできるのかを考えた」
「本当にチームに感謝。タイヤのチョイスにも感謝。この表彰台は本当に重要だったから、結果を残せて良かった。ミラーは別次元で走っているのかと思うくらいに速かった。気がついたらもう見えなくなっていた。来年はチームメイトになるので、楽しみだよ」
■ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)/決勝:3位
「決勝は5位からだったけれど、非常に素晴らしいレースだった。でも、僕もハードを選べばよかったなぁと思う。そこは残念なところだね。レース中はタイヤのマネジメントに苦戦したけど、頑張った。それがポイントになったと思う。タイヤを最後までキープしながら、レースをマネージメントした」
「表彰台に上がることができたのは、本当に嬉しい。バルセロナ以来の久しぶりの表彰台で自信に繋がったよ」