栃木県のモビリティリゾートもてぎで9月23~25日に開催される2022年MotoGP第16戦日本GPの前日となる9月22日、パドックで声をかけることに成功したMotoGPライダー6人にモビリティリゾートもてぎを描いてもらう企画を行った。
3年前は日本人ライダーに挑戦してもらったこの企画。ツインリンクもてぎからモビリティリゾートもてぎへと名称が変わっての初の開催ではあるが、もちろんコースの変更はなし。
1~5コーナー、130R、S字、V字、ヘアピン、ダウンヒルストレート、90度、ビクトリーコーナーといった1周を描き切ることはできるだろうか。方角、大きさ、描き進めるスピード、途中で繋げた跡、コースアウト(ミス)など、描き方は人それぞれのためじっくりと見て欲しい。
■津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)
自信はあったようで、「そんなに悪くない。80点」とコメント。5コーナーのイメージが違ったようだった。
最後にはオーバルコースも追加してくれてフィニッシュ。
■ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)
ホームストレートは直線だが、短い線を繋げる形で、時間をかけてゆっくりと描いていたミラー。
V字コーナーを早く曲がり始めてしまったために修正を行っていた。
■レミー・ガードナー(テック3KTMファクトリー・レーシング)
全体的な印象は悪くなく、一筆書きに近いスピードだった。
■ルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)
前半は津田選手のものとかなり似ている。やはり5コーナーから130Rのイメージは違う模様。
■マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)
こちらも5コーナー、そしてV字が曲がりすぎていて、最後は無理矢理繋げていた。
この取材の際にFIM MiniGPジャパンシリーズの2022年ランキングトップ3の選手がサインと記念撮影を求めにやってきた。彼らがMotoGPに参戦した際にはこの企画をお願いしようと思う。
■ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)
6人のなかで一番うまく描けていたいた。途中ミスをしたようだがまったくそれを思わせない出来栄えだ。
描く様子はpramacracingのInstagramで公開されているため確認してほしい。