11月27日、3年ぶりに栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された『ホンダレーシングサンクスデー2022』は予定されていたイベントの全プログラムを終了し、無事にフィナーレを迎えた。
晴天に恵まれたモビリティリゾートもてぎではさまざまなイベントが開催された。8時00分から行われたサーキットサファリやグリッドウォークを皮切りに、『CBR Fireblade 30th Anniversary オーナーズパレード』や『TYPE R 30th Birthday オーナーズパレード』が行われた。
その後12時30からホームストレート上で行われたオープニングセレモニーでは、倉石誠司会長による歓迎のあいさつ、また渡辺康治社長により今シーズンの各カテゴリでチャンピオンを獲得した選手が紹介された。
セレモニーののちに、マックス・フェルスタッペンにサプライズでNSX Type Sが贈呈され、フェルスタッペンも笑みを浮かべていた。
そして午後になると、『モーターサイクル混合バトル』が開催され、MX部門ではティム・ガイザー、トライアル部門ではトニー・ボウ、ロードレース部門ではマルク・マルケスが勝利を収めている。続いてスーパーGTマシンと、市販車を使用した『SUPER GT×市販車混合レース』が行われ、佐藤琢磨がGT500クラスのNSX-GTをドライブする貴重な姿も見られた。その後、世界最高峰の二輪マシンと四輪マシンが夢の競演を果たし観客を魅了した。
夕刻が近づくと、全日本スーパーフォーミュラ選手権のドライバーたちによって『SUPER FORMULA SP Stage』が行われ、実際のレースさながらの熾烈なバトルが繰り広げられ、こちらは笹原右京が優勝を飾っている。
そして、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーによるデモランが行われ、ガスリーはこれがホンダでのラストランとなった。
デモランの前に、チームレッドとチームブルーに分けられたドライバー・ライダーで争われたチーム対抗戦の結果が発表され、合計得点はチームレッドが305ポイントに対し、チームブルーが255ポイントを獲得して勝利を収めた。
レッドブル、アルファタウリのマシンによるデモランを終えサンクスデーはフィナーレを迎えることに。16時05分からホームストレート上で行われたフィナーレでは、ホンダレーシングサンクスデー2022に参加した全ドライバーとライダー、マシンが参加する盛大なものとなり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。