レッドブルのセルジオ・ペレスは、母国レースとなる今週末の2022年F1第20戦メキシコGPに向け、目標は優勝であり、それを達成するためのマシンとチームがあると語った。
先週末のアメリカGPでは、レッドブルが2013年以来となるコンストラクターズタイトルを獲得した。日本GPではすでにマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルの連覇を決めており、今年はレッドブルが両タイトルを独占した形だ。
そんなフェルスタッペンは、残りのレースでも勝つためにできる限りのことをすると語った。
「メキシコに戻るのを楽しみにしている。メキシコの食べ物が好きなんだ。特にタコスがね! 僕たちはチームとして、メキシコではいつもいい結果を出せてきたと思う。昨年メキシコで優勝できたことはもちろん素晴らしかったし、今年もまったく同じようなパフォーマンスを出せるよう期待している」
「グランドスタンドにレッドブルのファンがいるのを見るのはいつだってうれしいものだ。彼らはとても情熱的だし、いつもチェコ(ペレスの愛称)を熱心に応援しているのは素晴らしいね」
「僕たちはコンストラクターズとドライバーズタイトルを獲得したけれど、また勝つためにここにいる。プッシュを続けて、シーズンの残りでも競争力を維持するためにできる限りのことをするつもりだ」
そして母国メキシコでのレースを迎えるペレスにとって、今週末は特別なレースになる。昨年は3位に入賞したペレスだが、今年はドライバーズ選手権のことを考えると、少しでも多くポイントを獲得したいところだろう。ペレスは、優勝のために全力を尽くすと述べた。
「日曜日にコンストラクターズタイトルを勝ち獲ってから母国に戻るので、今週はかつてないほどにエキサイティングに感じるよ。F1では物事がとても早く動く。日曜日が終わったと思ったら、もう今週末に優勝することに集中しているんだ」
「レッドブル・ショーランを僕の故郷で行うことができたので、すでに特別な週になっている。この思い出は永遠に僕とともに生き続けるだろう」
「でも今週は思い出を作ることだけにとどまりたくはない。僕の目標はホームグランプリで優勝することだし、それを実現できるマシンとチームがあることは分かっている。チーム全体にとって信じられないような素晴らしいシーズンになっている。僕はメキシコのファンのために優勝を飾るのに、100%の力を尽くすよ」