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 11月28日、Dステーション・レーシングは2月に中東で集中開催される2023年アジアン・ル・マン・シリーズに参戦すると発表した。WEC世界耐久選手権同様、星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグというメンバーで挑む。

 ル・マン規定のLMP2、LMP3、そしてGT3が使われるGTクラスといったカテゴリーで争われるアジアン・ル・マンは、2019-2020シーズンの後、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2021年シーズンから中東で集中開催するスタイルを採っている。これが逆に起爆剤となり、ヨーロッパからも多数のエントリーを集め盛況となった。

 2023年も2月11〜12日にアラブ首長国連邦のドバイ・オートドローム、2月18〜19日にアブダビのヤス・マリーナと、1時間ほどの距離にあるふたつのサーキットでそれぞれ2戦ずつを開催し、全4戦で争われるが、2019-2020シーズンから継続参戦しているDステーション・レーシングは、2023年もシリーズに挑むことになった。

 4年連続の挑戦となる2023年は、今季のWECと同じ星野/藤井/ファグというメンバーで挑み、Dステーション・レーシングの日本人スタッフとWECでコラボレーションするイギリスのTFスポーツとのジョイント体制で参戦する。

 参戦体制は下記のとおりだ。

Dステーション・レーシング
2023年アジアン・ル・マン・シリーズ参戦体制

カーナンバー:77
マシン:アストンマーティン・バンテージAMR GT3
タイヤ:ミシュラン
テクニカルサポート:TFスポーツ/アストンマーティン・レーシング
チームディレクター:トム・フェリエ
ドライバー:星野敏(ブロンズ)/藤井誠暢(ゴールド)/チャーリー・ファグ(シルバー)

2022 WEC第5戦富士 3位表彰台を獲得したDステーション・レーシングの星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ
2022 WEC第5戦富士 3位表彰台を獲得したDステーション・レーシングの星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ