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 2022年F1第20戦メキシコGPのフリー走行3回目が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は9番手だった。

 気温20度、路面温度38度と、路面温度は金曜よりも低いコンディションで、現地時間12時にセッションがスタート。開始直後にコースに出て行った周冠宇(アルファロメオ)は、無線で「問題がある」と告げられすぐにガレージへ戻った。

 序盤は半分ほどのマシンがコースに出ており、カルロス・サインツがソフトタイヤで1分19秒884でトップ、シャルル・ルクレールが1分20秒092とフェラーリが1-2につける。その直後ラッセルがセクター2、3で全体ベストタイムをマークして1分19秒405でトップに立った。母国レースを迎えているセルジオ・ペレス(レッドブル)がこの3台に続いて4番手につけており、その後2番手に浮上した。

 角田は開始から18分を過ぎてコースイン。ミディアムタイヤを履いており、まずは1分21秒883で14番手タイムをマーク。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)もソフトタイヤでアタックに入り、1分19秒296とトップタイムを記録し、その後1分19秒118までタイムを縮めた。

 セッション後半に入るとラッセルが1分18秒399、ルイス・ハミルトンが1分18秒543と18秒台に突入した。フェルスタッペンも新品ソフトを投入して1分18秒876をマークするが、順位は3番手のまま。ミディアムタイヤでの走行を続けていた角田も、残り10分を切る頃にはソフトタイヤに履き替えた。

 終盤は各車がソフトタイヤでアタックを行うなか、トップ3はラッセル、ハミルトン、フェルスタッペンのままセッションは終了した。4番手以下ルクレール、ペレス、サインツ、ランド・ノリス(マクラーレン)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)と続き、角田は1分19秒882で9番手。アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が10番手というトップ10になっている。

■2022年F1第20戦メキシコGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 63 G.ラッセル メルセデス 1’18.399 22
2 44 L.ハミルトン メルセデス 1’18.543 23
3 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1’18.876 18
4 16 C.ルクレール フェラーリ 1’19.123 23
5 11 S.ペレス レッドブル 1’19.241 24
6 55 C.サインツ フェラーリ 1’19.301 20
7 4 L.ノリス マクラーレン 1’19.317 22
8 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’19.390 28
9 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’19.882 24
10 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’19.917 18
11 31 E.オコン アルピーヌ 1’19.960 19
12 24 周冠宇 アルファロメオ 1’20.019 25
13 14 F.アロンソ アルピーヌ 1’20.037 16
14 3 D.リカルド マクラーレン 1’20.139 22
15 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’20.330 24
16 18 L.ストロール アストンマーティン 1’20.477 20
17 47 M.シューマッハー ハース 1’20.598 24
18 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’20.848 21
19 5 S.ベッテル アストンマーティン 1’20.986 22
20 20 K.マグヌッセン ハース 1’21.271 25