Moto2:小椋藍が無念の転倒リタイア。A.フェルナンデスがチャンピオン獲得/第20戦バレンシアGP

 11月6日、2022年MotoGP第20戦バレンシアGP Moto2クラスの決勝がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、アウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)は2位、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は転倒リタイアとなり、フェルナンデスがMoto2チャンピオンに輝いた。

5年ぶりの最終決戦、タイトルはどちらの手に。小椋藍はMoto2クラス日本人初の王座獲得なるか/第20戦バレンシアGP

 2022年シーズンのロードレース世界選手権は全20戦で争われ、11月4〜6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットにて開催されている第20戦バレンシアGPでいよいよ最終戦を迎える。これまでの19戦でMotoGPクラス、Moto2クラスともに熾烈なタイトル争いが繰り広げられてきたが、チャンピオン獲得の可能性は各クラスふたりに絞られており、ようやく今回でタイトル争いに決着がつく。そんなタイトル争いを繰り広げる計4人のライダーの王座獲得条件を見ていく。

MotoGPクラス最後の一枠が決定。アウグスト・フェルナンデスがGASGASと契約してMoto2から昇格

 9月16日、2023年からロードレース世界選手権のMotoGPクラスに初参戦するKTMの傘下であるスペインのメーカーGASGAS(ガスガス)は、現在Moto2クラス参戦しているアウグスト・フェルナンデスをGASGAS Factory Racing Teamのライダーとして起用すると発表した。