新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者のうち、人工呼吸器もしくは体外式膜型人工肺(ECMO)を要する重症例の血液を解析した結果、D-アミノ酸、中でもD-セリン、D-プロリン、D-アラニンが低値となっていることが、医薬基盤研究所難治性疾患研究開発・支援センター長(難治性疾患治療開発・支援室の……
国が示した「外来受診・療養の流れ」を読む (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第8波では、第7波を上回る感染拡大が起こる可能性があり、加えて季節性インフルエンザの流行も懸念されている。このため政府は2022年10月、医療ひっ迫を回避するための「外来受診・療養の流れ」を発表。重症化リスクの高い人の発熱外来受診を優先する一方、重症……
最北端の研修病院がフルマッチ! 決め手はあのプログラム (日経BP)
こんにちは! 日本最北端の研修医、岩見謙太朗です。 先日、2022年の初期研修医のマッチング結果が発表されました(関連記事:マッチング最終結果、フルマッチは16校)。今年はかつてないほど学生が大都市の病院へ集中し、首都圏においては定員割れが続いていた大学病院でさえもフルマッチとなりました……
小児ではワクチンのオミクロン株予防効果は急速に減衰 (日経BP)
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 11月14~20日に最もツイート数が多かったのは、NEJM誌の論文「Covid-19 Vaccine Protection among Children and Adolescents in Qatar」(カタ……
小児癌に期待される次世代の免疫療法 (日経BP)
小児癌の治療にも近年、免疫療法が導入された。小児癌の1つである神経芽腫に抗GD2抗体ジヌツキシマブが昨年承認され、予後の改善が期待されている。さらに国内外でワクチン療法や二重特異性抗体、CAR-T細胞療法の開発が進み、免疫療法は小児癌治療の大きなブレークスルーになると見られている。 10月に……
低温透析は心血管イベントリスクを減らさない (日経BP)
MyTEMP研究のメンバーでカナダWestern大学のAmit X Garg氏らは、オンタリオ州の透析センター84施設を、患者の体温より0.5℃程度低い透析液を用いる個別化低温透析と、標準的な36.5℃の透析に割り付けるクラスターランダム化比較試験を行い、約4年間の心血管関連死亡や入院のリスクを検討し、個別化低温……
都区部の診療所から集患の相談、実情を伺うと… (日経BP)
小倉記念病院の松本です。今回は都内にある診療所から頂いた集患に関するご相談の内容と、それを受けての対応について書こうと思います。 今年の春ごろ、この診療所の理事長から、病院マーケティングサミットJAPANに「松本さんの書籍(こちら)を読んでご連絡しました。うちの診療所をなんとかしてくだ……
まずアブレーションで持続性AFへの進行75%減 (日経BP)
カナダ・バンクーバー総合病院のJason Andrade氏 未治療の発作性心房細動(AF)に対し初回治療として冷凍バルーンアブレーション治療を行うことで持続性AFへの進行リスクが75%抑制されたと、米国心臓協会学術集会(AHA2022、会期:11月5~7日、シカゴの会場とオンラインのハイブリッド開催)でカナダ……
職場の腰痛予防対策を支援 理学療法士、専門性発揮へ 原因探り改善策を提案 (共同通信)
仕事に起因する腰痛に悩む人は多い。職場の腰痛予防にリハビリテーションのプロである理学療法士が専門性を発揮して役割を果たせないか。日本理学療法士協会は、仕事の中での原因を探り、改善策を提案して腰痛予防を支援する事業に乗り出した。医療機関や介護施設の現場で啓発事業を始め、小売業などほ……