新型コロナ対応で地域での役割を再確認 (日経BP)

2022年9月23~25日に高崎市で開催された第32回日本医療薬学会年会で、シンポジウム「世代を超えて引き継ぐべき必要な薬剤師の役割~地域でいつまでも愛されるための課題と解決への提言~」が開かれ、薬局経営者の息子として育った4人の演者が登壇。先代から受け継いだ薬局で奮闘する様子などを紹介し、……

合法化で様変わり、カナダの大麻事情 (日経BP)

欧米を中心に注目を集めているカンナビジオール(CBD)をご存知でしょうか。大麻麻の茎や種子から抽出される成分で、リラックス効果があると言われており、オイルやカプセル、ガムなど様々な製品が発売されています。最近、日本の街中でもCBD製品を取り扱う店舗が目立ってきたように感じます。 大麻の……

胆道がん治療の最前線-化学療法・ゲノム医療 (日経BP)

第57回日本胆道学会学術集会と膵臓がんの患者支援団体であるNPO法人パンキャンジャパンの共催で、2022年8月25日、胆道がん市民サマーセミナーがオンラインで開催された。各分野のエキスパートが登壇し、治療の最前線について解説した。前編では、東海大学消化器外科の中郡聡夫氏による「胆道がん治療の……

肺が大きくなるのは? (日経BP)

I 胸部X線写真を見る順番 1. 条件の確認 2. 胸部X線写真─読影の順番 II 順番に胸部X線写真を見ていきましょう 1. 第一印象(パッと見) a. 肺の大きさを評価する b. 肺が大きくなるもの ←今回はココ c. 肺(胸郭)が小さくなるもの d. 左右のアンバランス 2. 骨軟部陰影:骨折、溶骨や皮下気腫 3. 縦……

COVID-19後遺症が2年後まで持続は12% (日経BP)

中国第三軍医大学のXinyue Yang氏らは、中国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック初期に入院した患者を2年後まで追跡して、1年後に後遺症を報告した患者の多くが、その後改善していたが、12%は2年後まで持続する症状を保有していたと報告した。結果は2022年9月15日のJAMA Network Open……

やりがいを感じる症例と途方に暮れる症例 (日経BP)

皮膚科で多い訴え:その1「痒いんです」 痒みの原因にもいろいろあり、アトピー性皮膚炎だとか、虫刺されだとか、蕁麻疹だとか、乾燥による痒みだとか……。原因がはっきりしている場合は比較的簡単で、それに応じた外用剤や内服薬を処方すれば、たいていは治まります。 アトピー性皮膚炎に関しても、……

アトピーの“かゆみ”を抗体医薬で狙い撃ち (日経BP)

2022年8月、抗IL-31受容体抗体ネモリズマブ(商品名ミチーガ)が発売された。アトピー性皮膚炎の掻痒をターゲットとした初の抗体医薬となる。アトピー性皮膚炎の抗体医薬としては、2018年に発売された抗IL-4/13受容体抗体のデュピルマブ(デュピクセント)が使用されているが、“かゆみ”に着目したネ……

環境:植林が地球全体の気候パターンに及ぼす影響を評価する (Nature Research)

Nature Japan 注目のハイライト 環境:植林が地球全体の気候パターンに及ぼす影響を評価する Research Press Release 環境:植林が地球全体の気候パターンに及ぼす影響を評価する Nature Communications 2022年10月5日 Environment: Assessing the impact of forestation on global climate patterns ……