2022年8月31日、骨粗鬆症治療薬のアバロパラチド酢酸塩(商品名オスタバロ皮下注カートリッジ1.5mg)の製造販売が承認された。適応は「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」、用法用量は「成人、1日1回80μgを皮下注。投与期間は18カ月間まで」となっている。 近年、急速な人口高齢化により骨粗鬆症の患者が年……
千葉工業大学の松崎元教授、回しやすいつまみ考えてイグ・ノーベル賞受賞 (大学ジャーナル/a>)
人々を笑わせ、考えさせる業績に贈られる2022年イグ・ノーベル賞の工学賞に千葉工業大学創造工学部の松崎元教授が選ばれた。円柱形の取っ手やつまみなどを片手で回す際、何本の指を使うかを調べた研究で、日本人研究者がイグ・ノーベル賞を受賞するのは16年連続。 千葉工業大学によると、松崎教授は身……
和歌山・串本「橋杭岩」の巨石 南海トラフ、未知の大津波が運んだ? (朝日新聞)
橋杭岩周辺の巨石=和歌山県串本町、産総研提供 [PR] 太平洋に面した和歌山県串本町の名勝・橋杭岩(はしぐいいわ)のまわりにある大きな石は、未知の巨大津波の痕跡かもしれない――。そんな研究成果を、産業技術総合研究所(産総研)などの研究チームが発表した。過去に起きた南海トラフ地震の解明に……
はやぶさ2採取の砂から炭酸水発見 小惑星リュウグウの成り立ち示す (朝日新聞)
リュウグウの成り立ちのイメージ [PR] 探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの砂の分析で、リュウグウのもととなる「母天体」が太陽光が届かないほど離れた場所で形成され、水と岩石などが反応してさまざまな鉱物が生まれたと、東北大などの研究チームが発表した。太陽系や地球の成り立ち……
ヨーロッパを擬人化した地図、なぜ500年前に人気となったのか (日経BP)
神聖ローマ帝国の地図学者ゼバスティアン・ミュンスターによる『宇宙誌』に掲載された、1588年版の「ヨーロッパ女王(Europa regina)」。オリジナルは1530年代に作られたヨハネス・プッチの木版画。(ALAMY/ACI)[画像のクリックで拡大表示] 1400年代後半のヨーロッパでは、地図作りが盛んに行われて……
オスの歌のリズムが安定するほどメスはうっとり? ハイラックス (日経BP)
タンザニアのセレンゲティ国立公園であくびをするケープハイラックスのオス。ケープハイラックスはアフリカと中東の一部に生息する。(PHOTOGRAPH BY MANOJ SHAH, GETTY IMAGES)[画像のクリックで拡大表示] イスラエルの南東部では、死海から太陽が昇ると、ケープハイラックス(Procavia capensis)の……
「はやぶさ2」小惑星で採取のサンプルに1滴の炭酸水を発見 (NHK)
日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星で採取したサンプルに塩や有機物を含む「炭酸水」があったことを東北大学などの研究チームが突き止めました。地球に小惑星などが落下したことで水や有機物をもたらしたとする仮説を補強する成果だとしています。 続きを読む 発表したのは、東北大学の中村智樹教授な……
小惑星りゅうぐうに液体の炭酸水 地球の海、起源の可能性 (共同通信)
小惑星りゅうぐうの砂試料の顕微鏡写真(東北大提供) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東北大のチームは、探査機はやぶさ2が採取した小惑星りゅうぐうの砂試料から炭酸水を検出したと、22日付の科学誌サイエンスで発表した。りゅうぐうで液体の水を確認したのは初めて。隕石などに含まれる水が地球の海……
リュウグウ試料から炭酸水 液体の水は初めて 「豊富な水の証拠」 (毎日新聞)
探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ=JAXA、東京大など提供 探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った試料から炭酸水を検出したと、東北大や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの分析チームが22日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。水酸基(OH)や水分子としての水は見つかって……