【ワシントン共同】NASAなどは21日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影した海王星の画像を公開した。地球から43億キロ、巨大氷惑星の輪がくっきりと描き出された。輪は探査機ボイジャー2号が1989年に近くを通過した際にも観測した。 海王星の大気は赤い光や赤外線を吸収するメタンを含むため可視光……
DIC、バイオ色素事業化前倒しへ、米で24年にも酵素利用赤色量産 ()
DICが米バイオベンチャーなどと立ち上げを図る天然由来色素の事業化が、当初想定より1年ほど早まる公算が高くなった。米デビュー・バイオテクノロジー社と共同研究する生体由来酵素を用いた糖類由来色素の新製法は、大腸菌類などの細胞内/外での合成を組み合わせた“ハイブリッド式”の工業化プロセス……
SABIC、蘭の変性PPE休眠拠点、23年再稼働 ()
サウジ基礎産業公社(SABIC)は、オランダにある変性ポリフェニレンエーテル(PPE)の休眠拠点を来年に再稼働させる。2014年に停止し、再稼働の発表は18年に行っていたが、新型コロナの影響もあり工事が遅れていた。今年末には試運転を開始する予定。9年ぶりの稼働で大幅な生産増強が見込まれ、電気自……
UPM、バイオMEG提案強化、EVクーラントなど ()
フィンランドのUPMは、木材由来のバイオモノエチレングリコール(MEG)の提案を強化する。企業が二酸化炭素(CO2)削減の目標を掲げるなか、植物由来のバイオMEGが注目されている。同社は現在、ドイツで建設中の大規模バイオリファイナリー工場でバイオMEGの生産を計画している。海外では飲料や石油化……
住ベ、封止材事業で車とパワー半導体に注力 ()
住友ベークライトは封止材事業を継続的に発展させるため、主体の半導体関連に加えて自動車とパワー半導体の2分野に注力する。いずれも高成長を見込んでおり、新たに電動車向けステーター封止材の市場を開拓する。また金属部材樹脂への代替で軽量化を図る戦略の一環として絶縁シートを使うパワー半導体……
大阪公立大、コロナ感染者数と人流を分析 ()
大阪公立大学は、新型コロナウイルス感染者数と人流の関係を調べた結果、移動距離は感染者数と関係性が弱く、移動距離以外の要因が感染者数と関係する可能性があることを確認した。感染状況に応じ特定の場所での人流を制御することで、感染者数の減少につながることが示唆された。研究グループは成果に……
5.0 (毎日新聞)
政府は、目指すべき未来社会の姿として「ソサエティー(Society)5.0」という概念を掲げている。現実空間とサイバー空間(仮想空間)の融合により、経済発展と社会課題の解決を両立させる「人間中心の社会」のことだ。政府の5年間の科学技術政策の根幹となる科学技術基本計画の第5期計画(2016~20年……
「瞬間移動」で超高速処理 開発進む光量子コンピューター (毎日新聞)
通常のコンピューターの計算能力をはるかにしのぐとされる量子コンピューター。さまざまな分野への活用が期待されるが、実用化にはまだ多くの課題がある。それを解決する新たな装置の開発が国内で進んでいる。どんな装置なのか。 「これが『究極のコンピューター』です」 理化学研究所(埼玉県和光市)……
うるさい蚊はどこへ=五箇公一 (毎日新聞)
ヒトスジシマカ=国立感染症研究所提供 「今年の夏はあまりの猛暑で、蚊に刺されることが少なかったという意見が多い」とテレビ番組が報じているのを見た。筆者が住んでいる茨城県つくば市でも、今夏は蚊が少なかったと思う。 実は8月の猛暑真っただ中、自宅マンションの1台しかないルームエアコンが故……
相互作用、医師はどう考える? (日経BP)
薬を処方する医師たちは相互作用についてどう捉え、薬剤師による疑義照会をどう受け止めているのだろうか。医師へのアンケートを基に探った。