日経ドラッグインフォメーション Online(DI Online)では、2022年9月1~6日、薬剤師会員を対象に、専門書の購入に関するウェブアンケートを実施した(有効回答数1403人)。専門書を年間でどのくらい購入しているか尋ねたところ、約4分の3が「1~6冊」と回答(図1)。多くの薬剤師が、1年間で少なくとも1……
読影の順番を学ぼう (日経BP)
I 胸部X線写真を見る順番 1. 条件の確認 2. 胸部X線写真─読影の順番 ←今回はココ II 順番に胸部X線写真を見ていきましょう 1. 第一印象(パッと見) a. 肺の大きさを評価する b. 肺が大きくなるもの c. 肺(胸郭)が小さくなるもの d. 左右のアンバランス 2. 骨軟部陰影:骨折、溶骨や皮下気腫 3. 縦……
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの長期治療薬に新候補 (日経BP)
英国Newcastle大学のMichela Guglieri氏らは、ユニークな構造を持つステロイド性抗炎症薬vamoroloneを、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者に投与して、プレドニゾロンやプラセボと比較する臨床試験を行い、vamorolone群はプラセボ群よりも運動機能が良好に保たれ、プレドニゾロン群に比べ骨粗……
マッチング~誰も教えてくれない病院選びの落とし穴~ (日経BP)
日本最北端の研修医、岩見謙太朗です! 9月は初期研修病院のマッチングが終盤を迎える時期ですね! 初期研修の2年間は医師人生の中では一瞬ですが、医師として、また社会人としてスタートダッシュの時期なので、人生に与える影響は極めて大きいでしょう。 最初の2年間で様々なチャンスをつかみ飛躍して……
一目瞭然! 栄養療法を促す「赤色トレイ」 (日経BP)
本連載では、2022年6月より、英国の地域医療を担う急性期病院の老年科を舞台に、誤嚥性肺炎に関連する気づきを紹介しています(関連記事:英国の病院食から見える継続性の視点)。前回は嚥下に関連したベッドサイドの表示や、共通言語についてお話ししました(関連記事:嚥下食継続のためのもう一つの……
筋肉注射なのに感染予防効果を発揮したmRNAワクチン (日経BP)
2000年以降、基盤技術が相次いで開発されたことで、mRNA医薬の開発が本格化した。そうした開発の進捗を背景に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対してはゲノム情報の公開からわずか11カ月でmRNAワクチンが実用化。mRNAワクチンは高い発症予防効果だけでなく、感染自体を減らす感染予防効果まで示し……
小児コロナ患者に、急性脳炎のリスク浮上 (日経BP)
全国の新型コロナウイルス感染症の第7波は、収束傾向にある。だが、感染者数の動向ばかりに注目が集まり、小児コロナ患者の病像に変化が表れていることはあまり知られていない。国立感染症研究所が毎週公表している感染症発生動向調査によると、2022年に入ってから、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)……
腎臓の代償性肥大の仕組みを悪用する癌細胞 (日経BP)
癌化した細胞が増殖・浸潤する際、腎臓の代償性肥大の仕組みを悪用している──。大阪大学微生物病研究所発癌制御研究分野助教の梶原健太郎氏、同教授の岡田雅人氏らのグループは、組織に発生した癌細胞が浸潤していくか、排除されるかを分ける因子の同定に成功した。腫瘍形成の超初期の動態解明につな……
専門医機構、専攻医や専門医のデータベース構築を目指す (日経BP)
日本専門医機構は2022年9月20日、定例の記者会見を実施。専攻医・専門医の登録システム構築を目指すべく、システム要件検討ワーキンググループを新設した旨を報告した。
大阪大のiPS心筋シート、遠隔地で初移植 (日経BP)
他家iPS細胞由来心筋細胞シートの虚血性心筋症患者への移植手術が順天堂大学で初めて実施され、経過が順調であることを、2022年9月12日に順天堂大にて行われた記者会見で、順天堂大医学部心臓血管外科学講座主任教授の田端実氏らが発表した。この心筋細胞シートは、大阪大学大学院医学系研究科特任教授……