次のパンデミック(世界的大流行)に備えた個人用防護具(PPE)備蓄の仕組みを-。全国の医療機器販売業者で構成する日本医療機器販売業協会(JAHID)は、新型コロナウイルス感染症の流行初期にマスクやガウンといったPPEが不足した経験から、こんな提言を行っている。国が一定量を確保するとともに“……
高市大臣、ワクチン開発、可能性あるシーズ支援継続 ()
高市早苗健康・医療戦略担当大臣は9日の閣議後会見で、大阪大学発の創薬ベンチャー、アンジェスが日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受け、開発に取り組んできた新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンの開発中止を公表したことに触れ、「大変期待していたが、誠に残念」と語った。ただ、「ワクチ……
厚労相、コロナの5類への変更「建設的ではない」 ()
加藤勝信厚生労働相は9日の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類について、早期の見直しは「現時点では建設的ではない」と述べた。政府が全数届出の見直しなど、「ウィズ・コロナ」の新たな段階に向け舵を切るなか、「2類相当」からの変更は早計だとして改めて否定した。 加藤厚……
承継で開業、安定経営に向けどんな準備が必要? (日経BP)
【質問】 クリニックの承継開業を考えています。生活習慣病の患者を中心に内科診療を行うクリニックを開設したいと考えているのですが、承継のデメリットも耳にしており不安です。患者を増やし、承継開業後の経営を安定させるにはどのように取り組めばよいのでしょうか。 (40歳、内科) 【回答】 前院……
動脈血ガスと静脈血ガスを両方採取するのはなぜ? (日経BP)
Question 質問したキッカケ 動脈ラインと中心静脈カテーテルを挿入し、人工呼吸器を使用している患者さんがいます。 質問したいこと 動脈血ガスと静脈血ガスを両方調べる理由は何ですか? あと、混合静脈血酸素飽和度(SvO2)で何が分かるのでしょうか。…
病院の働き方改革への対応のカギは宿日直許可?(中西亜美記者) (日経BP)
2022年9月12日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 編集部から」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 ■Apple Podcast ■Spotify
アドヒアランス100%な“塀の中”のリアル (日経BP)
「私の印象では、少年院被収容者の3分の2は幼少期に虐待を受けている」──。大阪矯正管区で矯正医療アドバイザー(矯正施設への医師の派遣、地域医療機関と矯正施設の連絡調整などを行う)を務め、矯正医療に積極的に取り組む一杉正仁氏(滋賀医科大学社会医学講座教授)の言葉だ。「彼らの多くは人か……
これでいいのか? 日本の中絶事情 (日経BP)
既に世界中のメディアが繰り返し報じているとおり、2022年6月24日、米国最高裁判所は、女性の中絶権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆し、「人工中絶は憲法上の権利ではない」との判決を下した。 これを受け、米国では州によっては、中絶した女性、さらには中絶手術を行った医師も罪に問わ……
テコビリマットを投与された米国のサル痘患者25人の症例報告 (日経BP)
米国California大学Davis校のAngel N. Desai氏らは、2022年8月13日までにサル痘と診断された患者25人に対して、天然痘治療薬として開発されたテコビリマットを人道的使用(compassionate use)した経験をまとめ、全身症状および病変の治癒状況、観察された有害事象などについて2022年8月22日のJAMA誌電……
パッチ式インスリンポンプの自動制御、米国では実用段階に (日経BP)
前回(もう手放せない「自動運転」型インスリンポンプ)は、Tandem社の「t:slim with Control-IQ」という人気のインスリンポンプを取り上げた。これはインスリンポンプの中でも「Closed Loop」と呼ばれるタイプで、リアルタイムCGM(持続血糖測定)による血糖値予測を踏まえて、ベーサルインスリン(基……