象牙の国内取引禁止決議案否決 ワシントン条約会議 (毎日新聞)

パナマで開催中のワシントン条約締約国会議は17日(日本時間18日)、日本を念頭に提出されていた象牙の国内取引禁止を求める決議案を審議し、否決した。日本が直ちに対応を迫られる事態にはならなかった。ただし国内取引を認める国に絡む象牙密輸のデータを専門家グループがまとめ、2024年に報告すると……

COP27 会期を延長 「被害支援」協議続く (毎日新聞)

エジプト・シャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)は18日までの予定だった会期を延長し、地球温暖化の被害への資金支援のあり方などを巡って19日も詰めの協議が続いた。 COP27では、気候変動の悪影響に伴って生じた「損失と被害(ロス&ダメージ)」への資金……

数の桁あらわす世界共通の「接頭語」、10の30乗「クエタ」など四つ追加 (読売新聞)

単位などのルールを定義する国際会議「国際度量衡総会」は18日、データ通信量を表す際に使う「ギガ」や長さで使われる「センチ」など、数の桁を表す世界共通の「SI(国際単位系)接頭語」を新たに四つ加えると決めた。10の30乗を表す「クエタ」などで、追加は1991年以来31年ぶり。 SI接頭語は、桁が多……

途上国向け基金創設を提示 COP27、先進国と調整鍵 (共同通信)

【シャルムエルシェイク共同】エジプトで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、焦点となった発展途上国の気候変動被害への支援を巡り、議長が19日に新たな成果文書案を提示した。途上国が求めた通り基金を創設する内容で、先進国との間で調整できるかどうかが鍵。温室効果ガス……

卵巣凍結でがん患者3人が出産 国内初、治療一段落後に移植 (共同通信)

がん患者の女性から卵巣を取り出した後、急速に冷凍して保存し、治療が一段落したら再び移植する不妊治療で30~40代の3人が出産していたことが19日、分かった。聖マリアンナ医大(川崎市)が手法を開発し臨床研究を進めていた。国内ではこの手法で、若くして月経がなくなった早発卵巣不全の女性が出産……

国内9万539人感染 新型コロナ、117人死亡 (共同通信)

国内で19日、新たに9万539人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から1万人余り増えた。都道府県別では東京9457人、北海道8960人、神奈川5802人など。死者は北海道23人、宮城9人、東京7人など計117人の報告があった。 厚生労働省によると、重症者は前日から1人増えて261人となった。 広島……

量子生命科学の新たな拠点 千葉市に「世界唯一の研究所」 (産経新聞)

量子確率論で「人間の心」を捉えるため、脳と体の動きを計測する実験=17日、千葉市稲毛区(小野晋史撮影)量子科学技術研究開発機構(千葉市稲毛区)は17日、極小世界の量子技術を用いた生命科学研究を行う「量子生命科学研究所」を本格始動させた。新たな拠点となる研究棟の落成式には、研究者や国会……

途上国向け基金、欧米側が譲歩 COP27、成果文書の調整継続 (共同通信)

【シャルムエルシェイク共同】エジプトで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、焦点となった発展途上国の気候変動被害への支援を巡り、欧米が新たな提案をしたことが19日、分かった。途上国が強く要求する基金創設を含め、新たな支援制度を設けるとの内容。慎重姿勢だった先進……

損失と被害資金支援「方向性みいだせず」 COP27会期延長 (毎日新聞)

国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、交渉の経過について記者会見するシュクリ議長=エジプト・シャルムエルシェイクで2022年11月19日、AP エジプト・シャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)は18日までの予定だった会期を延長し、地球温暖化……