プジョー9X8は軽量化、トヨタは出力微減の調整。WEC最終戦バーレーンのBoPが発表

 今週11月10日に開幕するWEC世界耐久選手権2022年シーズンのフィナーレに向け、ハイパーカークラスとLMGTEクラスのBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)が発表された。トップクラスを戦う『プジョー9X8』は、第6戦バーレーンで軽量化が認められた一方、前戦富士6時間レースで圧勝したトヨタのハイパーカーは若干の出力制限を受けている。

 FIA国際自動車連盟が発表したハイパーカーBoPテーブルによると、プジョーの最低重量は1049kgとなっており、第5戦富士の設定から12kgの軽量化が図られている。一方、“ウイングレス”のハイパーカーはスティントあたりの最大エネルギー量が1MJ減り908MJとなった。