ピアストリ、リカルドからの連絡に安堵「うれしかったし、彼が気持ちを害していないことを知って救われた」

 オスカー・ピアストリは、F1の契約騒動のさなかにマクラーレンから放出されることになったダニエル・リカルドとの接触を恐れていたが、結局のところ最初に連絡をしたのはリカルドの方であり、ピアストリはほっと胸をなでおろしたという。

 8月の初め、アルピーヌのジュニアドライバーであるピアストリが、2023年よりフェルナンド・アロンソの後任になると発表された。しかし高い評判を得ている21歳のピアストリは、その時ですでにマクラーレン移籍が決まっていたため、アルピーヌの発表を否定した。アルピーヌは自チームのドライバーが他チームと契約する権利に異議を唱えたが、FIA契約承認委員会はピアストリに有利な形でこの一件を解決した。

自身の去就について「あらゆることを検討している」とリカルド。2024年以降のことも考慮し状況は複雑に

 今シーズン限りでマクラーレンF1チームのシートを失うダニエル・リカルドは、2023年について「すべてがオープンになっている」状態だと明かし、また2023年より後のことも考えているので複雑な状況にあると語った。

 リカルドの今後はいまだ不透明だ。パドックのうわさでは、アルピーヌの空きシートはリカルドにとって選択肢にはならないようであり、そうなると他にはグリッドの下半分のチームのシートしか残されていない。