ガスリーに再びペナルティ、出場停止の危機が高まる「自分が危険な走りをしていたとは思わない」/F1第20戦

 2022年F1メキシコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは11位でフィニッシュ、入賞には届かなかった。レース序盤、ガスリーは、ターン4でランス・ストロール(アストンマーティン)をオーバーテイクする際に、ロックアップし、コーナー出口でコースから外れながら前に出た。スチュワードは、ガスリーは「コースを離れてアドバンテージを得た」と判断、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科した。

ガスリー予選14番手「初日の好調さを失い、解決法を見つけられなかった」:アルファタウリ/F1第20戦

 2022年F1メキシコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは14番手だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 15番手(1分20秒330:ソフトタイヤ/24周)
予選 14番手(Q1=12番手1分20秒256:ソフトタイヤ/Q2=14番手1分19秒672:ソフトタイヤ)

ガスリー「このコースとは相性がいい。予選でトップ10入りを狙う」:アルファタウリ/F1第20戦金曜

 2022年F1メキシコGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=9番手/2=10番手だった。今回のフリー走行2はピレリの2023年用プロトタイプタイヤのテストに当てられ、90分に延長された。

角田裕毅「ブレーキに自信を持つにはFP2が重要」終盤3戦でさらなるポイント獲得を目指す/F1第20戦プレビュー

 アルファタウリの角田裕毅は、今週末の2022年F1第20戦メキシコGPに向け、今シーズンの残りの3戦でさらなるポイントを獲得するためにも、メキシコではクリーンな週末を過ごすことが必要だと語った。

 前戦アメリカGPでは、レースの前にレッドブル社の共同創設者で、オーナーでもあるディートリッヒ・マテシッツが亡くなり、角田はマテシッツに少しでも恩返しをしようという思いで走っていたと明かした。そしてその言葉通り角田は9位でフィニッシュし、13戦ぶりとなる入賞を果たした。

ガスリー、ふたつのペナルティで入賞のチャンスを逃がす。ペナルティポイントは出場停止まであと3点/F1第19戦

 2022年F1アメリカGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは13位完走という結果だった。ガスリーはファーストスティントはポイント圏内を走っていたが、ふたつのペナルティにより入賞のチャンスを逃した。

 まず、セーフティカーピリオドに、前のマシンとの距離が10車身を大幅に上回ったとして、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科された。

ガスリー「ブレーキに苦しみ、Q3に届かなかった。ポテンシャルがあっただけに悔しい」:アルファタウリ/F1第19戦予選

 2022年F1アメリカGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは13番手だった。他のドライバーたちのグリッドペナルティにより、ガスリーは11番グリッドからスタートする予定。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 10番手(1分37秒290:ソフトタイヤ/18周)
予選 13番手(Q1=9番手1分36秒577:ソフトタイヤ/Q2=13番手1分36秒740:ソフトタイヤ)
土曜時点の暫定グリッド:11番グリッド

ガスリー「アメリカでは苦労することを覚悟していたが、マシンの感触が最初からいい」:アルファタウリ/F1第19戦金曜

 2022年F1アメリカGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=8番手/2=9番手だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=8番手(1分37秒810:ソフトタイヤ/24周)/2=9番手(1分39秒840:2023年用プロトタイプタイヤ/26周)

角田裕毅、COTAのバンピーな路面を警戒「新世代マシンがどう動くのか興味深い」/F1第19戦プレビュー

 アルファタウリの角田裕毅は、今週末の2022年F1第19戦アメリカGPに向け、バンピーな路面のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でF1の新世代マシンがどのような動きを見せるのかということに関心を持っていると語った。

 3年ぶりに開催された日本GPで、F1ドライバーとして初めて鈴鹿を走った角田。大雨の影響を受けたレースで入賞は叶わなかったが、初の母国レースを楽しんだと振り返った。

【動画】自称「神の舌」を持つ角田裕毅が目隠し寿司ネタ当てに挑戦。リカルドシェフも友情出演

 大のグルメとして知られる角田裕毅(アルファタウリ)だが、果たしてその舌は確かなのだろうか。そう疑問に思ったチームとピエール・ガスリーは、角田の味覚をテストすることにしたようだ。

 ガスリーに連れられ、目隠しをした状態でカメラの前にやってきた角田。彼の前には、チームが用意した高級寿司が並んでいる。

【全ドライバー独自採点/F1日本GP】新王者フェルスタッペンがウエットで別次元の速さ。冷静でなかったガスリー

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回は日本GPでの戦いぶりを振り返る。

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■評価 10/10:難コンディションで驚異的な速さを発揮。勝利でタイトルを決めたフェルスタッペン

マックス・フェルスタッペン(レッドブル):予選1番手/決勝1位
エステバン・オコン(アルピーヌ):予選5番手/決勝4位

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2022年ドライバーズタイトル確定の瞬間は、レギュレーションの解釈の問題でいささか混乱したが、彼自身の日本GPでのパフォーマンスは圧倒的だった。