【レースフォーカス】91ポイント差を巻き返しチャンピオンに輝いたバニャイア、安定感を見せた後半戦の変化/MotoGPバレンシアGP

 MotoGPの2022年シーズンタイトル争いの決着の舞台は、最終戦バレンシアGPとなった。ランキングトップで乗り込んだのはバニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ランキング2番手のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)に対して23ポイント差をつけ、バニャイアがかなり優勢だった。

バニャイアがチャンピオンに輝き、ドゥカティに2007年以来のタイトルをもたらす。優勝はスズキのリンス/第20戦バレンシアGP

 11月6日、MotoGP第20戦バレンシアGPの決勝レースがスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が9位でフィニッシュし、2022年シーズンのMotoGPチャンピオンを獲得した。レースは、今季をもってMotoGPから撤退するアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が優勝を飾っている。

予選4番手のクアルタラロ「今シーズン最高の走りができた」8番手のバニャイア「望んでいた結果ではなかった」/第20戦バレンシアGP

 11月5日、2022年MotoGP第20戦バレンシアGP MotoGPクラスの予選がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は4番手、そしてランキング首位のフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が8番手となった。そんなタイトル争いを繰り広げるふたりが予選を振り返り、決勝に向けての意気込みを語った。

5年ぶりの最終決戦、タイトルはどちらの手に。小椋藍はMoto2クラス日本人初の王座獲得なるか/第20戦バレンシアGP

 2022年シーズンのロードレース世界選手権は全20戦で争われ、11月4〜6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットにて開催されている第20戦バレンシアGPでいよいよ最終戦を迎える。これまでの19戦でMotoGPクラス、Moto2クラスともに熾烈なタイトル争いが繰り広げられてきたが、チャンピオン獲得の可能性は各クラスふたりに絞られており、ようやく今回でタイトル争いに決着がつく。そんなタイトル争いを繰り広げる計4人のライダーの王座獲得条件を見ていく。

マルティンが今季5度目のポール獲得。クアルタラロは4番手、バニャイアは8番手に並ぶ/MotoGP第20戦バレンシアGP

 11月5日、MotoGP第20戦バレンシアGPの予選がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、MotoGPクラスはホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が今季5度目となるポールポジションを獲得した。タイトル獲得がかかるフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は8番手。タイトル獲得の可能性を残すファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は4番手を獲得し、バニャイアは3列目、クアルタラロは2列目から決勝レースを迎える。

タイトル争い決着の口火を切る初日、バニャイアが9番手、クアルタラロは8番手でスタート。総合トップはマリーニ/MotoGP第20戦バレンシアGP

 11月4日、MotoGPの2022年シーズン最終戦となる第20戦バレンシアGPのフリー走行1回目、2回目がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、ルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)が初日を総合トップで終えた。

 ランキングトップでバレンシアGPを迎えたフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は総合9番手、23ポイント差のランキング2番手のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は総合8番手でバレンシアGPの週末をスタートしている。

バニャイア「可能性があるまではプッシュ」クアルタラロ「失うものは何もない」/MotoGP第20戦バレンシアGP

 11月4~6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催される2022年MotoGP第20戦バレンシアGPを前に、MotoGPのチャンピオン争いをしているフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)とファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がプレスカンファレンスに登場して意気込みを語った。

 最終戦でMotoGPクラスのタイトル争いは2名に絞られ、258ポイントのバニャイア、23ポイント差で235ポイントのクアルタラロのどちらかが今週末に王者に輝く。決勝での最大獲得ポイントは25点だ。

チャンピオン獲得に王手のバニャイア、最終戦も「いつも通りの週末として過ごす」/MotoGP第19戦マレーシアGP決勝トップ3コメント

 MotoGP第19戦マレーシアGPの決勝レースがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスで優勝したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、2位のエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)、3位のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が会見に出席。レースを振り返り、バニャイアとクアルタラロはチャンピオンが決まる最終戦への展望を語った。

バニャイアが優勝、クアルタラロは3位。23点差でチャンピオン争いは最終戦へ/MotoGP第19戦マレーシアGP

 10月23日、MotoGP第19戦マレーシアGPの決勝レースがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季7勝目を飾り、ランキングトップをキープした。

 ランキング2番手のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は3位でゴール。ふたりの差は23ポイントとなり、2022年のチャンピオンは最終戦バレンシアGPで決定する。

MotoGP、Moto2で1戦を残してタイトル決定の可能性。ポールスタート小椋藍のチャンピオン獲得条件/第19戦マレーシアGP

 2022年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPは、全20戦で争われているが、すでに18戦を終えている。そして、MotoGP、Moto2クラスのチャンピオンはまだ決定していないまま、10月23日に第19戦マレーシアGPの決勝を迎える。最終戦バレンシアGPの1戦を残して両クラスともに王座獲得の可能性があるため、それぞれの獲得条件を見ていく。