TGR WRCチャレンジプログラム2期生、今季最後のラリーは厳しい結果に。完走は大竹のみ

 10月28~29日、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム2期生である大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名は、2022年のプログラムの最終戦としてフランスのターマック(舗装路)ラリー『クリテリウム・デ・セヴェンヌ』に参戦した。結果は大竹がラリー4クラス14位で完走。小暮と山本はリタイアとなった。

 ラリーの本場であるヨーロッパで修行中の3名にとって、今回のラリーは欧州ラリー6戦目。ターマックでのイベントは9月に出場したイタリアの『ラリー・サンマルティーノ・ディ・カストロッツァ』以来、2度目の挑戦となった。

ルノー・ジャポン、WRCラリージャパンに参戦する国沢光宏を支援。サービスパーク入場券のプレゼント企画も

 10月21日、ルノー・ジャポンは、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』に参戦するkunisawa.netをサポートすると発表。メカニック派遣のほか、オフィシャルサイトならびにSNSで情報発信を行う。また、ルノー車のラリージャパン参戦を記念し、サービスパーク入場券をプレゼントするキャンペーンも実施するという。

 2010年以来、12年ぶりに開催されるWRC日本ラウンドは11月10日から11日にかけて、愛知県と岐阜県で実施される。既報のとおり、今季最終戦として行われる同ラウンドには全38台がエントリーしており、この中の1台が自動車評論家の国沢光宏がドライブするルノー・クリオ・ラリー4だ。

TGR WRCチャレンジプログラム2期生がイタリアのターマックラリーに参戦。3台揃って完走果たす

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生である、大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名が9月9~10日、イタリア北部で開催された『ラリー・サンマルティーノ・ディ・カストロッツァ』に参戦し、全員がラリーを完走した。

 3選手が出場したラリー・サンマルティーノ・ディ・カストロッツァは、イタリア・ターマックラリー選手権の一戦。イタリア北部に位置するトレンティーノの山岳部を舞台に、9日(金)と10日(土)の2日間に計5本SSで争われた。SSの合計距離は92.29kmだ。