都市の真ん中でも地産地消、無人屋内農業を実現「Iron Ox」/完全無人化ビジネス(5)

(前回からのつづき)シリコンバレーに拠点を置くIron Oxは、スマート屋内農業にフォーカスした数少ないスタートアップの一つだ。元GoogleのBrandon Alexander氏によって2015年に設立され、現在カリフォルニア州とテキサス州に完全自立型屋内農場を所有し、オースティン地域のWhole Foods Marketなどの店舗にここで栽培された農産物が並んでいる。 テキサス州のメディアTe…
The post 都市の真ん中でも地産地消、無人屋内農業を実現「Iron Ox」/完全無人化ビジ…

無人水産物養殖システムで食料自給率アップに期待、シンガポール「Vertical Oceans」/完全無人化ビジネス(4)

(前回からのつづき)シンガポールに拠点を置くVertical Oceansは、水産用の垂直養殖場システムを開発している。機械学習とデータサイエンスをバックグラウンドに持つCEOのJohn Diener氏と共同創業者Enzo Acerbi氏は昆虫タンパク質会社で共に働きグロースを経験。 TechCrunchによると、エビの養殖方法に疑問を持ったことと機械学習が水産養殖に与える影響を研究し始めて水産養…
The post 無人水産物養殖システムで食料自給率アップに期待、シンガポール「Vertical…

無人化で韓国クリーニング市場の総取り狙う「LifeGoesOn」/完全無人化ビジネス(3)

(前回からのつづき)LifeGoesOnはモバイルランドリーサービス「LaudryGo」、無人スマートランドリー「LAUNDRY24」を運営する韓国のスタートアップだ。LaudryGoが2019年3月に LaundryGo をオープンして以来月平均15%以上で成長している同社だが、2021年9月に韓国産業銀行などから500億ウォン(約47億円)を調達し、2022年4月には無人ランドリーPengui…
The post 無人化で韓国クリーニング市場の総取り狙う「LifeGoesOn」/完全無人化ビ…

自販機にはできない、AIカフェロボット「root C」の価値創造/完全無人化ビジネス(2)

(前回からのつづき)日本で注目の無人化事業に取り組むのは2018年創業、非接触なAIカフェロボット「root C」を開発するNew Innovationsだ。創業5年目を迎えたにも関わらず、代表の中尾渓人氏はまだ23歳と若い。14歳で「RoboCup Junior」世界大会にて入賞、15歳でシステム開発事業を始め、智辯和歌山高校在学中の2018年にNew Innovationsを設立した経緯がある…
The post 自販機にはできない、AIカフェロボット「root C」の価値創造/完全無人化ビ…

ソフトバンクが支援、日米韓の飲食業界で活躍する配膳ロボット「Servi」/完全無人化ビジネス(1)

国内外問わず、労働人口の問題は常に大きな課題だ。パーソル総合研究所が2019年に公表した「労働市場の未来推計 2030」によると、2030年時点で644万人の人手不足が予測されている。さらにこのレポートが2019年のものであることを考えると、コロナ禍の影響で飲食店等がさらなる苦境に立たされる中、このペインの加速度はさらに増していくことも考えられる。一方、課題があるということは、その解決方法を提供す…
The post ソフトバンクが支援、日米韓の飲食業界で活躍する配膳ロボット「Servi」/完全…