ウミガメの孵化を「タマゴ型センサー」で検知する試み。海へ向かう時期も予測可能に

ウミガメは夜のウチに浜辺に穴を掘り、そこに大量の卵を産み付けて、夜が明ける前にその場を去って行く。卵は砂浜の熱で保温され、60日前後で孵化し、生まれた子どもたちは地上に姿を現してすぐに海へと泳ぎ出して行く。 ウミガメの産卵で知られる海岸では、シーズンになると海岸への立ち入りを禁止して、産み付けられた […]

エラでマイクロプラスチックを回収する“ロボフィッシュ”。プロトタイプ公開

今年5月、英サリー大学が実施したNatural Robotics Contestでは、動物や植物などの生物にインスパイアを得た、世の中の役に立つロボットのアイデアを募集していた。 このコンテストは、英国および欧州の各研究機関のパネリストが審査し、最も優秀なコンセプトは実際にロボット工学技術者らによっ […]

ホワイトハウス、太陽光を上空で反射し地表を冷やす研究を進める

米国政府科学技術政策室は、地球温暖化の影響を緩和するため、地上に届く太陽光の量を減らす方法を研究する5か年計画を調整中だ。この計画では気候介入と呼ばれる方法をいくつか評価し、研究における目標を定め、大気成分の分析に必要な機材や、気候介入によって引き起こされる影響などを含めて研究される。 科学者たちは […]

「紙ベースの電子回路」米大学が発明。薄くて柔軟、燃やして捨てられる

電子機器に含まれる重金属や有害物質は回収再生が難しく、リサイクルの観点で課題となっている。そこで科学者は、普通ならベークライトなどの基板の上に構築される電子回路を「紙の上」に構成するというアイデアで解決策のひとつを提案している。 ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の研究チームは、ろ紙の上に蝋でかんた […]