2度目のボルドールで成長を実感。4度の24時間レースを経験した2022年の総括/渥美心のEWC参戦記

 2022年はフランスに移住し、OG Motorsport BY SarazinからFIM世界耐久選手権(EWC)に“フル参戦”することになった渥美心選手。そんな渥美選手がEWC参戦のなかで感じた、日本のレースとの違いや耐久レースならではの出来事や裏側を語ります。

 今回は2022年の最終戦となった第4戦ボルドール24時間。1年前のボルドールから渥美選手のEWCキャリアが始まりましたが、2度目の参戦で感じた成長や心情など、レースウイークの日々を渥美選手と同行している広報兼ヘルパーの目線でお伝えします!

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 早いもので、ボルドールを経験してから1年が経ち、初めて24時間レースに挑戦した思い出の地に戻ってきました。見覚えのある景色を見ると、「今のフランス生活のきっかけはここだったんだな」と感慨深かったです。

TSRホンダの藤井正和監督「ベストを尽くせる準備をしてきた。だから生き残る事が出来たんだろう」/EWC第4戦ボルドール24時間

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)が全4戦行われ、全戦完走を果たしたF.C.C. TSR Honda France(TSRホンダ)が2017-2018シーズン以来、2度目となるチャンピオンに輝いた。

 TSRホンダは、EWCには2016年からフル参戦を開始し、2017-2018シーズンに初のタイトルを獲得した。今年はタイトル奪還を目指して、ジョシュ・フック、ジノ・レイ、マイク・ディ・メリオを起用していた。

TSRホンダが王座奪還【ポイントランキング】2022EWC第4戦ボルドール24時間終了時点

 9月17~18日に行われた最終戦となる2022FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースを終えて、2022年のポイントランキングが確定。第3戦鈴鹿8耐終了時点ではヨシムラSERT Motulが首位だったが、F.C.C. TSR Honda Franceが逆転で2017-2018シーズン以来、2度目となるタイトルを獲得した。

TSRホンダが2度目のチャンピオン獲得。VILTAIS RACING IGOLが優勝/2022EWC第4戦ボルドール24時間

 9月17~18日、FIM世界耐久選手権(EWC)2022シーズン第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースの決勝レースがフランスのポール・リカール・サーキットで行われ、ヤマハYZF-R1を走らせた#333 VILTAIS RACING IGOL(フロリアン・アルト/エルワン・ニゴン/スティーブン・オデンダール組)が優勝を飾った。

【順位結果】2022EWC第4戦ボルドール24時間耐久ロードレース 決勝

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースの決勝が9月18~19日にフランスのポール・リカール・サーキットで行われ、ヤマハYZF-R1を走らせた#333 VILTAIS RACING IGOL(フロリアン・アルト/エルワン・ニゴン/スティーブン・オデンダール組)が718ラップを周回して優勝した。

【順位結果】2022EWC第4戦ボルドール24時間耐久ロードレース 決勝 16時間経過後

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースの決勝が9月17~18日にフランスのポール・リカール・サーキットで行われ、レース3分の2となる16時間を経過して479ラップを周回したERC Endurance Ducatiがトップを走行している。

 2番手は同一周回のTATI TEAM BERINGER RACING、3番手は2ラップダウンのWojcik Racing Team EWC 77で、TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは31番手だ。

ヨシムラSERT Motulのリタイアは「エンジンのオーバーヒート」が原因と加藤TD/2022EWC第4戦ボルドール24時間

 9月17日15時(日本時間22時)、フランスのポール・リカール・サーキットで2022FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースがスタートした。1時間を過ぎた頃、トップ集団を走るヨシムラSERT Motulはマシントラブルを抱えて、リタイアした。

ヨシムラ、BMW、YARTヤマハがリタイア。首位はERCドゥカティ/2022EWC第4戦ボルドール24時間 8時間経過後

 9月17~18日、フランスのポール・リカール・サーキットで開催されているFIM世界耐久選手権(EWC)2022シーズン第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースが現地時間17日15時(日本時間22時)にスタートしてから8時間が経過した。現在トップはERC Endurance Ducatiで、2番手がVILTAIS RACING IGOL、3番手はTATI TEAM BERINGER RACINGが続いている。

 渥美心が参戦しているOG MOTORSPORT BY SARAZINは7番手、SSTクラスでは1番手。TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは26番手だ。

【順位結果】2022EWC第4戦ボルドール24時間耐久ロードレース 決勝 8時間経過後

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースの決勝が9月17~18日にフランスのポール・リカール・サーキットで行われ、レース3分の1となる8時間を経過して242ラップを周回したERC Endurance Ducatiがトップを走行している。

 2番手はVILTAIS RACING IGOL、3番手はTATI TEAM BERINGER RACINGで、渥美心が所属しているOG MOTORSPORT BY SARAZINは7番手、SSTクラス1番手、TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは26番手だ。

 YART – Yamaha Official Team EWC、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、ヨシムラSERT Motulはリタイアしている。

スタートから1時間経過。TSRホンダが首位、ヨシムラはトラブル抱え緊急ピットイン/2022EWC第4戦ボルドール24時間

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースの決勝が9月17~18日にフランスのポール・リカール・サーキットで行われ、全43台が一斉にスタート。最初の1時間は#5 F.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック/マイク・ディ・メリオ/アラン・テシェ組)がトップを走行している。