栃木県のモビリティリゾートもてぎで9月23~25日に開催される2022年MotoGP第16戦日本GPの前日となる9月22日、パドックで声をかけることに成功したMotoGPライダー6人にモビリティリゾートもてぎを描いてもらう企画を行った。
長島哲太「もっとレーシングライダーとして成長することが恩返しになる」/MotoGP第16戦日本GP予選
子どものころからの夢であった世界最高峰の舞台へデビューを果たした長島哲太(HRCチーム)。開発ライダーとして走り込んでいる、モビリティリゾートもてぎならば、フリープラクティス1で上位に進出できる可能性があるのでは? という思いもあったが、現実はここまで15レースを戦ってきたレギュラーメンバーたちとの“レース感”の差があることを感じることになった。
2019年日本GP以来となるポール獲得のM.マルケス、ウエットコンディションに得たチャンス/MotoGP第16戦日本GP
日本GPの予選は天候に翻弄された。午前中のセッションからウエットコンディションとなり、Moto2クラスの予選Q2中に雷雨により赤旗中断。降り続く激しい雨によってMotoGPクラスのフリー走行3回目はなくなり、天候とコンディションの回復を待って、当初のスケジュールから約1時間遅れて予選がスタートした。
コンディションは当然、フルウエット。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)を始め、濡れた路面に足元をすくわれるライダーがいる中で、マルケスはQ2中盤にトップタイムを記録すると、さらに終盤には1分55秒214をたたき出して、ポールポジションを獲得したのだった。これはマルケスにとって今季初であるだけではなく、3年ぶりのポールポジションでもあった。マルケスがこれ以前、最後にポールポジションを獲得したのは、奇しくも2019年の日本GP。そしてまた、ホンダにとっても今季初のポールポジションでもあった。
津田拓也「順位を上げれてよかった。自分とチームの持ってる力を出すのが目標」/MotoGP第16戦日本GP予選
9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラス予選日のフリー走行2回目と予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)は1分57秒787で21番グリッドを獲得した。
初日はかろうじてドライコンディションを保ったが、予選日はウエットコンディションだった。MotoGPマシンでのウエットタイヤの経験が浅い津田は以下のように振り返った。
夜も“おもてなし”が盛りだくさん!多くのファンで盛り上がるMotoGPナイト/MotoGP第16戦日本GP
生憎の天気に見舞われた土曜日のMotoGP第16戦日本GP。MotoGPのQ2にマルク・マルケスの見事な復活ポールでこの日は幕を閉じた……と思いきや、モビリティリゾートもてぎの1日はまだまだ続く。土曜日夕方から夜の楽しみ方を、観客目線でお届けしよう。
予選Q1で転倒を喫した中上貴晶「明日は追い上げるしかない。皆さんの声援で背中を押してもらって走り切りたい」/MotoGP第16戦日本GP予選
9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は25番手となった。
午前に行われたフリー走行2回目は朝から雨が降り、激しく水飛沫が上がるほどのフルウエットコンディションとなったが、通常通り45分間で行われた。中上はセッション後半にフロントにミディアム、リヤにソフトのレインタイヤを履いて計18周をこなし、1分56秒874を記録して17番手となった。
MotoGP第16戦日本GPに参戦している日本人ライダーのフォトギャラリー
9月23日〜9月24日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われたMotoGP第16戦日本GPに参戦している日本人ライダーたちのフォトギャラリー。
母国GPで鈴木竜生がバースデイポールを飾る「今年初めてのポールポジションを獲れたので嬉しい」/MotoGP第16戦日本GP
9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP Moto3クラスの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、鈴木竜生(Leopard Racing)がホームグランプリで今季初のポールポジションを獲得した。
初日のフリー走行1回目から好調な走りを見せ、ウエットコンディションとなった予選日も引き続き上位で終えており、鈴木はダイレクトでQ2に進んでいる。
荒れる天候で赤旗中断、セッションディレイ……。フルウエットコンディションの中、M.マルケスが3年ぶりにポール奪取/MotoGP第16戦日本GP
9月24日、MotoGP第16戦日本GPの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、MotoGPクラスはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が2019年日本GP以来となる、今季初のポールポジションを獲得した。
また、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は25番グリッド、長島哲太(HRCチーム)は19番グリッド、津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)は21番グリッドから決勝レースを迎える。
【順位結果】2022MotoGP第16戦日本GP MotoGP予選総合
9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がポールポジションを獲得した。2番手はヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手はブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が続いた。
日本勢は今回ワイルドカード参戦の長島哲太(HRCチーム)が19番手、ジョアン・ミルの代役を務める津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)が21番手、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が25番手となっている。