Moto2:小椋藍とチャントラが継続参戦。イデミツ・ホンダ・チーム・アジアが2023年の体制発表/MotoGP

 9月28日、ロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、2023年の参戦体制を発表し、小椋藍とソムキャット・チャントラが継続参戦することをアナウンスした。

 Moto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、世界で活躍するアジア人ライダーを発掘・育成する取り組みの一環としてホンダが2013年に発足したチームであり、初年度は高橋裕紀、Moto2クラスを経てHRCテストライダーとして鈴鹿8耐の優勝やMotoGPにワイルドカード参戦した長島哲太、現在MotoGPクラスで活躍する中上貴晶も所属した経験がある。

鈴木竜生、2023年もレオパード・レーシングから継続参戦。チームメイトはマシア/Moto3

 9月17日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているLeopard Racing(レオパード・レーシング)は、2023年も引き続き鈴木竜生を起用すると発表した。

 レオパード・レーシングは、キーファー・レーシングが母体となっており、飲料水メーカーのレオパードの支援を受け、2015年からMoto3クラスに参戦しているホンダのトップチームだ。鈴木は今シーズンから加入し、2023年で2年目のシーズンを迎えることになる。

2023年のMotoGPクラス全22人の契約が確定。ルーキーはA.フェルナンデスのみ

 9月16日にアウグスト・フェルナンデスが来シーズンから最高峰クラスにステップアップすることが発表されたことにより、MotoGPクラスのシートのラスト一枠が決まり、2023年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPの参戦ライダーが決定した。MotoGPクラスは11チーム22名のエントリーとなっている。

 2023年はドゥカティが8台、ホンダ、アプリリアは4台で、ヤマハ、KTM、GASGAS(ガスガス)は2台が参戦し、計22台のラインナップとなっている。そのうちルーキーとして参戦するのは、Moto2クラスからステップアップするアウグスト・フェルナンデスのみとなった。

MotoGPクラス最後の一枠が決定。アウグスト・フェルナンデスがGASGASと契約してMoto2から昇格

 9月16日、2023年からロードレース世界選手権のMotoGPクラスに初参戦するKTMの傘下であるスペインのメーカーGASGAS(ガスガス)は、現在Moto2クラス参戦しているアウグスト・フェルナンデスをGASGAS Factory Racing Teamのライダーとして起用すると発表した。

レミー・ガードナー、MotoGPからSBKに転向。2023年はGRTヤマハに加入

 9月15日、ヤマハ・モーター・ヨーロッパは、現在MotoGPに参戦しているレミー・ガードナーと2023年に関しての契約を交わして、来季からGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamからスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦させることを発表した。

 24歳のオーストラリア人ライダーのガードナーは、1987年にWGP500ccクラス王者を獲得したレジェンドであるワイン・ガードナーの息子だ。

VR46レーシング、2023年シーズンもマリーニとベゼッチを継続起用/MotoGP

 ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているムーニーVR46レーシング・チームは2023年シーズンも引き続き、マルコ・ベゼッチとルカ・マリーニを継続参戦させると発表した。

 ムーニーVR46レーシング・チームは、VR46が2021年限りで現役を引退したバレンティーノ・ロッシを主宰とし、2013年にイタリアのヤングタレントをサポートするために立ち上げたVR46ライダーズアカデミーのプロジェクトチームである。

中上貴晶、MotoGP6年目を迎える2023年もLCRホンダ・イデミツから継続参戦「一日でも早く満足のいくレースをしたい」

 9月13日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦している株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は2023年もLCR Honda IDEMITSU(LCRホンダ・イデミツ)より中上貴晶を起用すると発表した。