ハースF1チームは、2023年にミック・シューマッハーに代わり、ベテランのニコ・ヒュルケンベルグをレースドライバーとして起用することを決定、ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンの経験豊富なドライバーラインアップに大きな期待を寄せている。この数年は“スーパー・サブ”としてF1にスポット参戦してきたヒュルケンベルグは、2019年末以来のレギュラードライバーへの復帰を果たすことになった。
ハース、ミック・シューマッハーの離脱を発表。後任としてベテランのニコ・ヒュルケンベルグがF1に復帰
ハースF1チームは、2022年F1最終戦アブダビGPを前にした11月17日、ミック・シューマッハーが今シーズン末でチームを離れること、後任をニコ・ヒュルケンベルグが務めることを正式に発表した。
体調不良によるレースへの影響は「何もなかった」とノリス。それでもリタイア直前には悪化したと明かす/F1第21戦
マクラーレンのランド・ノリスは、F1第21戦ブラジルGPでリタイアせずにすんだとしても、体調不良によってレースをフィニッシュするのに苦しんだだろうと述べている。
ノリスは先週末のブラジルGPを前に、ひどいウイルス性胃腸炎にかかってしまった。木曜日にはインテルラゴスでのメディア対応を免除され、ノリスはホテルの部屋で休養していた。それでも彼は金曜日に走行可能と判断され、予選では4番手という好位置につけ、土曜日のスプリントを7番手でフィニッシュした。
アロンソとオコンの同士討ちの後、ヘイトコメントが殺到。アルピーヌF1が断固たる措置を取ると警告
アルピーヌF1チームは、F1ブラジルGPでのスプリントで起きたフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンの同士討ちの後に、多数のヘイトコメントが寄せられたことを受け、行動を起こした。チームは、ソーシャルメディアチャンネルでこうした嫌がらせを行っている人々に対して「行動を起こす」と警告した。
オコンとアロンソは土曜スプリントのオープニングラップで激しいポジション争いを繰り広げ、その結果、接触が起きてしまった。ターン4で行き場をなくしてコース外にはみ出したアロンソは、スライドして、すぐ横を走るオコンに接触。そのすぐ後にスタート/フィニッシュラインでアロンソは前を走るオコンを抜こうとしてヒットし、フロントウイングを壊した。アロンソはウイング交換のためにピットストップをしなければならず後退、オコンは徐々にペースが落ちていった。
マクラーレンF1、アブダビGP用スペシャルカラーのMCL36を発表。アーティスト支援キャンペーンの一環
マクラーレン・レーシングは、2022年F1第22戦アブダビGPで、スペシャルカラーをまとったMCL36を走らせることを発表した。オフィシャルパートナーであるBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の電子たばこブランド『Vuse』とのコラボレーションによるものだ。
Vuseは『Driven by Change』キャンペーンとして、ふさわしい認知度を得ていない新進気鋭のクリエーターを支援する取り組みを行い、マクラーレンの協力を得て、モータースポーツを通じて、彼らが作品を披露する場を提供している。
アルファタウリF1の2023年エースは角田裕毅かデ・フリースか。トスト代表は明言を避ける
アルファタウリF1のフランツ・トスト代表は、角田裕毅とニック・デ・フリースのどちらが来季2023年シーズンのリーダーになるかは、まだわからないと語った。
ピエール・ガスリーのアルピーヌ移籍により、アルファタウリは角田とルーキーのデ・フリースのコンビで来シーズンを戦うことになった。
アルピーヌF1代表、出場停止の危機が迫るガスリーに「もう少し気をつけるべき」と注意を呼びかけ
BWTアルピーヌF1チームのオットマー・サフナウアー代表は、出場停止の危機が迫るピエール・ガスリーに対し「もう少し気をつけるべき」と注意を呼びかけた。
第19戦アメリカGPと第20戦メキシコGPでペナルティを受けたガスリーは、わずか2週間でペナルティポイントを3点加算された。累積では全ドライバーでワーストの10点となり、出場停止まで2ポイントに迫ることになった。
2022年F1第22戦アブダビGP TV放送&タイムスケジュール
■サーキットデータ ・名称:ヤス・マリーナ・サーキット ・全長:5.281km/レース距離:306.183km ・周回数:58/コーナー数:16 ・ラップレコード:1分26秒103(マックス・フェルスタッペン/2021) …
フェラーリF1代表、2022年型マシン開発終了の理由は「制限内の予算を使い終わった」からだと説明
フェラーリは、2022年型マシン『F1-75』の開発を中止せざるを得なかったのは、2023年型マシンに開発を切り替えるためではなく、単に資金が尽きたからだと明らかにした。
フェラーリの2022年型マシンは、当初はライバルのレッドブルよりも優れており、シーズン序盤ではリードを保っていた。しかしいくつかの戦略上の失敗やミスが、フェラーリの成績に影響を及ぼした。
メルセデスF1、ミック・シューマッハーの去就に注目。リザーブドライバーとしての起用を検討か
メルセデスは、来シーズンのミック・シューマッハーに関心を示しているという。2023年シーズンにシューマッハーがハースF1チームのシートを失った場合、彼をリザーブドライバーとして迎え入れることをメルセデスは検討している。
ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表によると、チームは2023年シーズンのラインアップを固める意向だ。ケビン・マグヌッセンとペアを組むのは、シューマッハーか、F1復帰を目指しているニコ・ヒュルケンベルグとなる予定だ。