バニャイア「可能性があるまではプッシュ」クアルタラロ「失うものは何もない」/MotoGP第20戦バレンシアGP

 11月4~6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催される2022年MotoGP第20戦バレンシアGPを前に、MotoGPのチャンピオン争いをしているフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)とファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がプレスカンファレンスに登場して意気込みを語った。

 最終戦でMotoGPクラスのタイトル争いは2名に絞られ、258ポイントのバニャイア、23ポイント差で235ポイントのクアルタラロのどちらかが今週末に王者に輝く。決勝での最大獲得ポイントは25点だ。

Moto2:小椋藍「リラックスしている」A.フェルナンデス「シンプルに過ごし、勝利を目指す」/MotoGP第20戦バレンシアGP

 11月4~6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催される2022年MotoGP第20戦バレンシアGPを前に、Moto2のチャンピオン争いをしているアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)と小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)がプレスカンファレンスに登場して意気込みを語った。

 Moto2クラスのタイトル争いは2名に絞られ、251.5ポイントのフェルナンデス、9.5ポイント差で242ポイントの小椋のどちらかが今週末に王者に輝く。

MotoGP:2023年は3クラス80人が暫定エントリー。日本人は8人がフル参戦

 11月3日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は2023年シーズンのロードレース世界選手権における暫定エントリーリストを発表した。MotoGPクラスは11チーム22名の、Moto2クラスは15チーム30名、Moto3クラスは14チーム28名と3クラス80名のエントリーが承認されている。

逆転王座獲得を狙う小椋藍「今季最高のレースになることを願っている。特に意識することはない」/MotoGP第20戦バレンシアGP

 11月4~6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催される2022年MotoGP第20戦バレンシアGPは、いよいよ最終戦を迎え、タイトル争いに決着が付く。チャンピオン獲得の可能性がふたりに絞られているMoto2クラスで、現在ランキング2位から王座獲得を狙う小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が意気込みを語った。

3戦欠場の中上貴晶、第20戦バレンシアGPで復帰。最終戦後には2023年に向けた公式テストも/MotoGP

 10月31日、右手を負傷していた中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が、リカルド・トルモ・サーキットで11月4~6日に開催されるMotoGP第20戦バレンシアGPで復帰することがわかった。

 中上は、9月18日の第15戦アラゴンGP決勝で他車と接触して転倒した際に、右手を負傷。その後、右手薬指と小指の腱の手術を受けて連戦の日本GPに出場した。

タイトル防衛へ自力で望みを繋いだF.クアルタラロ「最終戦で決着をつけるために全力で戦った。僕は諦めない」/第19戦マレーシアGP

 10月23日、2022年MotoGP第19戦マレーシアGP MotoGPクラスの決勝がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、18戦終了時点でランキング2位につけていたファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は3位表彰台を獲得して、タイトル争いを最終戦へと持ち込んだ。

 前回の第18戦オーストラリアGP終了時点でポイントリーダーがフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)に入れ替わり、クアルタラロは14ポイント差で2位となり、追われる立場から一転、追う立場へと変わった。

A.エスパルガロ「タイトル争いが現実となり誇りに思う」4台体制の2023年アプリリアにも自信

 10月23日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催された2022年MotoGP第19戦マレーシアGPを戦ったアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)は、10位でフィニッシュ。ところがライバルたちが表彰台を獲得したことから、最終戦を残してチャンピオン争いから離脱することとなったが、アプリリアの躍進を喜んだ。

Moto3:2位表彰台の佐々木歩夢「最終コーナーのバトルは少し激しすぎた。ディートリッヒ・マテシッツ氏にこのレースを捧げたい」/第19戦マレーシアGP

 10月23日、2022年MotoGP第19戦マレーシアGP Moto3クラスの決勝がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)が2位表彰台を獲得した。

 今大会は、初日から予選日に行われる計3回のフリー走行で総合4番手につけて、ダイレクトで予選Q2に進んだ。単独走行で挑んだ予選では、一時トップタイムをマークしていたが、セッション終盤に佐々木のタイムをさらに短縮するライダーが多く、決勝で7番手からスタートすることが決まった。

Moto2:小椋藍「2位は十分ではないと考えた」最終周に痛恨のリタイアでポイントリーダー奪われる/第19戦マレーシアGP

 10月23日、2022年MotoGP第19戦マレーシアGP Moto2クラスの決勝がセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は2番手走行中にトップを狙って攻めたところ転倒を喫してリタイアに終わった。

 小椋は初日から上位に食い込み、2日目のFP3ではトップタイムをマーク。そして予選Q2で2分06秒405を記録してポールポジションを獲得した。

転倒リタイアで終えた長島哲太「代役としてしっかり役目を果たしたかったが、本当に残念」/MotoGP第19戦マレーシアGP決勝

 10月23日、2022年MotoGP第19戦マレーシアGP MotoGPクラスの決勝がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶の代役を務めた長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)はリタイアで終えた。

 今大会で、中上の代役を務めて3戦を迎えた長島は、前戦の第18戦オーストラリアGPで獲得した19位をしのぐ、ベストリザルト獲得に向けて意気込んでいた。朝のウォームアップ走行では、ウイーク2度目のウエットタイヤを履いての走行となり、長島は2分10秒828を記録して22番手で終え、決勝前最後の走行を終えた。