10月1日、ラリージャパン事務局はおよそ1カ月後に迫ったWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』を盛り上げる事前PRイベント『1Month to go! RALLY JAPAN!(ワンマンストゥーゴー!ラリージャパン!)』を愛知県名古屋市の愛知県庁前特設会場で開催、本戦を前にいくつかの追加発表を行なった。
自身でもラリー競技を楽しむという古屋圭司・衆議院議員(自由民主党モータースポーツ振興議員連盟会長)のイベント開会宣言の後に行なわれたメディア向け発表会では、観戦チケットを購入できなかったファンにもラリージャパンを楽しんでもらうべく、愛知・岐阜県内にパブリックビューイング会場を設定する(名古屋や豊田、岡崎、設楽および岐阜県恵那市内など10カ所以上)ことや、ラリージャパンを盛り上げるスペシャル応援団に全日本ラリー“9冠王者”勝田範彦、および東海地方のテレビ局アナウンサー5名、地元名古屋出身のアーティスト「ソナーポケット」が新たに就任することなどが発表された。
今回実施されたイベントは入場無料で誰でも参加できる催しとあって多くのファンや家族連れが来場し、歴史ある県庁の広場で行なわれたスペシャルライブやドライバートークショー、開催市町および公式グッズ販売の出展ブースなどを楽しんでいた。
さらに県庁前の公道では新井敏弘、勝田範彦によるWRカーのデモランも行なわれ、訪れた多くのファンへ“ホンモノの走り”を披露した。
勝田はトヨタ・ヤリスWRCを、新井は1998年のスバル・インプレッサWRCを走らせ、歴史的なシーンを演出。また往年のトヨタ・セリカやフォード・エスコートにランチア・デルタ、ニッサン・バイオレットといったクラシカルなラリーカーによるパレードランも実施された。
『1Month to go! RALLY JAPAN!』は明日2日(日)にも引き続き開催予定(11時から18時まで)。会場へのアクセス方法や最新情報など、詳しくはラリージャパン公式ページ(https://rally-japan.jp/news/news-and-topics/news-7452/)をチェックしてほしい。