2022年F1シンガポールGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは8番グリッドから7位を獲得した。
予選ではQ3での燃料不足から8番手に終わったフェルスタッペンは、スタートを失敗し、1周目に12番手まで落ちた。34周目には5番手まで挽回し、ドライタイヤに交換した後、前を行くランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクしようとした際にロックアップしてしまった。エスケープゾーンへと逃れ、タイヤにフラットスポットを作ったために、タイヤ交換。14番手から着実に追い上げを図っていったフェルスタッペンは、最終ラップでセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を抜いて7位をつかんだ。
今回フェルスタッペンはタイトルを決めることができず。次戦日本GPでの確定を目指していく。
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■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=7位
8番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム→ソフト
(優勝した)チェコ(ペレス)は、今日素晴らしいパフォーマンスを発揮したね。僕の方は、フラストレーションがたまる週末だった。
レースのスタートはうまくいかなかった。アンチストールが作動して、順位をいくつも落としてしまったんだ。その後、スリックタイヤに交換した後、まずまずのポジションまで戻っていたけれど、ランドに仕掛けようとしてブレーキングした時に、大きなバンプに当たって、底を打って、ロックアップしてしまった。
タイヤにひどいフラットスポットを作ってしまったので、タイヤ交換のためにピットに入り、また後方からポジションを上げていかなければならなかった。このトラックはオーバーテイクが難しい。皆がタイヤが温まった状態だとなおさらだ。そういうわけで長い間、足止めをくうことになった。
何ポイントか獲れたことはよかったが、僕たちはそのためにここにいるわけではない。今は気持ちを日本GPに集中させていく。
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