F1シンガポールGP、市街地コースのレイアウトを一時的に変更へ。コーナーが4つ減少、ラップタイムも短縮

 シンガポールのマリーナ・ベイ・市街地サーキットは2023年に向けて大幅に変更され、来年は4つのコーナーが一時的にレイアウトからなくなることになった。

 来年3月にターン16から19の付近のエリアで工事が始まる予定で、そこにはコミュニティとエンターテインメントの新施設“NSスクエア”が建設される。

【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:日本GP】入賞につながらなくても大きな成長が見えた。新チームメイトに負けるな!

 2022年、アルファタウリの角田裕毅は、F1での2シーズン目を戦っている。昨年に続き、エディ・エディントン氏が、グランプリウイークエンドを通して角田の動きをくまなくチェックし、豊富な経験をもとに、彼の成長ぶり、あるいはどこに課題があるのかを忌憚なく指摘する。今回は2022年F1第17戦シンガポールGP、第18戦日本GPについて語ってもらった。

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「ラッキーなことが起こるなら、アレックス・アルボンの方に起こればよかったのに」と、今はウイリアムズに関わっている旧友が言った。F1日本GPの数時間後の会話だ。まあ、彼の気持ちも分かる。せっかくアルボンが得意としているレースコンディションになり、大量得点を期待していたのに、アルボンはアクシデントが原因で1周目にリタイアしてしまったのだ。

レッドブル&HRC密着:ライバルを凌駕する信頼性とデータの熟成。「パワーユニット側でできることを最大限やりました」

 マックス・フェルスタッペンが鈴鹿初優勝を遂げ、ドライバーズタイトル2連覇を確定させた2022年のF1日本GP。表彰式が終わってほどなく、HRC(ホンダ・レーシング)のスタッフがレッドブルガレージのピットレーン前に集結した。表彰式で受け取ったばかりの優勝トロフィを高く掲げた浅木泰昭氏(HRC四輪レース開発部長)を中心に、全員が歓喜の雄叫びを上げた。

 その数、総勢11人。浅木氏ともう一人レッドブルに転職したスタッフを除けば、さらに9人に減る。レッドブルとアルファタウリに搭載されるホンダが技術支援をしたパワーユニットを、たったこれだけのスタッフがレース現場で担当しているのだ。ただし撤退前の去年も、「せいぜい2人多かった程度」だと、レッドブルを担当するHRCの湊谷圭祐エンジニアが教えてくれた。以前からずっと、少数精鋭だったということだ。

【全ドライバー独自採点/F1第17戦】チャンピオンもミスする難コンディションで力を発揮したペレスとノリス

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はシンガポールGPでの戦いぶりを振り返る。

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■評価 10/10:難コンディションでノーミスだったペレス

セルジオ・ペレス(レッドブル):予選2番手/決勝1位
ランド・ノリス(マクラーレン):予選6番手/決勝4位

 マリーナ・ベイ・サーキットはカレンダー中最もタフなサーキットのひとつだが、そこで予選の初めからレースの終わりまで、最高のパフォーマンスを見せたドライバーがふたりいた。

マグヌッセンに対するオレンジディスク旗にハースF1代表も不満「これで3度目。またしても不要な時に旗が出された」

 ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、F1第17戦シンガポールGPの決勝レース中にケビン・マグヌッセンに対してオレンジディスク旗が掲示されたことについて、「またしても不要な時に旗が出された」と不満を示した。

 9番グリッドからレースをスタートしたマグヌッセンはスタート時にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触し、VF-22のフロントウイングのエンドプレートにダメージを負った。マグヌッセンは当初トップ10のすぐ後ろを走り続けていたが、スチュワードはその損傷がオレンジディスク旗を出すのに十分なものだと考えた。そのためマグヌッセンは、早い段階でピットストップをして、タイヤとフロントウイングを交換せざるを得なかった。

ラティフィ、周冠宇との接触を引き起こしたとして5グリッド降格ペナルティが確定。日本GPで適用へ/F1第17戦

 ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、F1第17戦シンガポールGPでアルファロメオの周冠宇と衝突したことにより、今週末のF1第18戦日本GPで5グリッド降格ペナルティを科される。

 マリーナベイ・ストリート・サーキットでのレースの序盤、7周目にターン5で周がアウト側のラティフィにオーバーテイクを仕掛けた時に、ラティフィと周は接触した。周は追い抜きを試みたが、ラティフィにウォールへと追い込まれ、マシンの右フロントにダメージを負ったことでその場でリタイアを余儀なくされた。