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 NTTインディカー・シリーズに参戦するアロウ・マクラーレンSPは、NTTデータとスポンサー契約を交わしたことを発表。さらに5月のインディアナポリス500マイルレースで、トニー・カナーンを起用することを発表した。

 2023年シーズンの移籍市場を騒がしたアロウ・マクラーレンSP。パト・オワードとフェリックス・ローゼンクヴィストは残留し、3台目のドライバーにアレクサンダー・ロッシを迎えて新シーズンを迎える予定だ。

 11月1日、アロウ・マクラーレンSPは、6号車ローゼンクヴィストのスポンサーにNTTデータと複数年のパートナーシップ契約を結んだことを発表。さらにインディ500で4台目のドライバーにカナーンを起用することを明らかにした。

 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、「我々の素晴らしいパートナーグループにNTTデータが加わることは、アロウ・マクラーレンSPにとって大きなブーストとなる」

「6号車とトニー・カナーンがドライブするインディ500のエントリーでメインスポンサーを務めてくれることを興奮しているよ。トニーは2022シーズンに、最高のドライバーたちと競うことができることを証明しているし、5月に彼が我々のチームと一緒にショーを見るのが楽しみだ」とコメント。

チップ・ガナッシから参戦した2022年のインディ500は3位フィニッシュとなったトニー・カナーン
チップ・ガナッシから参戦した2022年のインディ500は3位フィニッシュとなったトニー・カナーン

 チップ・ガナッシ時代ぶりにNTTデータのロゴをマシンに背負うことになるローゼンクヴィストは、「再びNTTデータを代表することを楽しみにしている。彼らは素晴らしいパートナーであり、シリーズにコミットしている。彼らをマクラーレン・レーシング・ファミリーに迎え入れ、セント・ピーターズバーグでNTTデータ・アロウ・マクラーレンSP・シボレーとしてレースをする準備はできているよ」

「トニーと一緒にレースをし、インディ500にむけて準備する中で、彼から学べることも素晴らしいことだね」とカナーンの加入も喜んでいるようだ。

 2022年はオワードが2位、ローゼンクヴィストが4位とインディ500制覇には届かなかったアロウ・マクラーレンSP。2023年は、2013年勝者のカナーンと2016年勝者のローゼンクヴィストが加入し、インディ500では手ごわい存在になりそうだ。

 22回目のインディ500参戦を目指すカナーンは、「インディ500にもう1度出場でき、とても幸運だと感じている。パト。フェリックス、アレクサンダーと協力して、アロウ・マクラーレンSPでレースをすることに興奮しているよ」

「2022年のレースでの最大の戦いは、の3人のドライバーとの対戦だった。彼らと一緒に仕事をしたり、ドライブしたりすることは、全員にとってエキサイティングなことだね」とコメントしている。