TOYOTA GAZOO Racing WRTに所属している“8冠王者”のセバスチャン・オジエは、WRC世界ラリー選手権における2023年のプログラムについて、パートタイムで出場している今季と近いかたちになると語った。
2021年限りでWRCフルタイムドライバーを引退したオジエ。38歳のフランス人ラリードライバーは今シーズン、ル・マン24時間レースを含むWEC世界耐久選手権のシーズン前半戦に参戦した。
一方、“本業”のラリーにもパートタイムのかたちで参加。フルタイムドライバー時代よりも増えた余暇を家族と楽しんでいる。彼は来シーズンも同様の時間を過ごせることを期待している。
「僕にとっても、トヨタにとっても同じだと思う」と、オジエはWRC公式サイト『WRC.com』に語った。
「来年の計画は(2022年と)ほぼ同じだと考えている。今季のプログラムは少しミックスさせることができたのがよかった。気に入ったよ」
今季5戦目の出場ラウンドとなったWRC第12戦スペインで優勝した“レジェンド”は、「ラリーはいつも僕の情熱であり、これは決して変わることはない。だからこそ来シーズンをより楽しみにしている」と付け加えた。