11月13日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるWEC世界耐久選手権の『ルーキーテスト』にエントリーしていたストフェル・バンドーンが、虫垂炎のためにテスト参加を見送ることになった。
このテストは最終戦翌日に行われることが恒例となっているもので、2021/22シーズンのフォーミュラE王者であるバンドーンは、ハイパーカークラスのプジョー9X8をドライブするひとりとして、エントリーリスト発表時から注目されていた。
バンドーンは同じくフォーミュラEドライバーのマキシミリアン・ギュンター、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズLMP3王者のマルタ・ヤコブセン、FIA世界ツーリングカーカップの2度のタイトルホルダーであるヤン・エイラッシャーという、ほかの3名のプジョー陣営以外のドライバーとともに、9X8をドライブする予定だった。
しかしながら11月10日木曜日になって、プジョー・スポールはSNS上でバンドーンがテストに参加しないことを明らかにした。
「虫垂炎のため、ストフェル・バンドーンは11月13日にバーレーンで行われるFIA世界耐久選手権のルーキーテストデーに参加しない」とチームは書いている。
「チーム・プジョー・トタルエナジーズは、彼の一日も早い回復を願っている」
プジョーは、「ラインナップの新しい編成は数日中に明らかにされる」とし、テストにおける4名のドライバーラインアップを完成させるために新しいドライバーを投入する可能性も示唆している。