2022年F1第22戦アブダビGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)だ。
■ダニエル・リカルド(マクラーレンF1チーム)
予選=10番手
Q3に進むことができて嬉しい。今年はQ3進出が確実ではなかったからね。そういう意味でも、セッションを通して戦える位置にいられただけでも満足だ。10番手ではあるが、少しは希望を持てるくらいには競争力があった。中盤のセクターは完璧というわけではなかったと思うから、あとコンマ1秒以上は稼げたと思うし、そうすればベッテルや、もしかするとオコンとも争えていた。
それはともかく、明日が楽しみだよ。スタートからアタックを仕掛けるつもりだし、いくつかポジションを上げて、またトップ10での争いに戻っていきたい。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュランワン・チーム)
予選=9番手
F1での最後の予選は、全体的にいいセッションだった。今週末のクルマは思い通りに走らせることができて、それがこの結果につながった。モチベーションは非常に高かったし、今日は自分の中に特別な力があるように感じた。
Q1とQ2ではトラフィックがあって、最終コーナーではレッドブルに引っかかってしまった。でもQ3のラップはクリーンだった。
明日のレース、つまり僕にとって最後のフォーミュラ・ワンでのレースが楽しみだ。チームにいい結果を持ち帰ってアストンマーティンF1のみんなとの旅を締めくくりたいと思う。ここではどんなことでも起こりうる。明日はチャンスを最大限に活かすよ。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
予選=8番手
今日の予選にはとても満足している。今シーズンでもベストなセッションのひとつになったからチームに感謝したい。今日はマシンのパフォーマンスを最大限に引き出そうとしていたし、走行のたびに一歩前進したように感じた。僕らの主要なライバルたちは今週速くて、おそらく僕たちが最初に考えていた以上に速い。だから明日はいいレースをしてポイントを稼ぐために集中しなければならない。残すはあと1レース、最高のものにしたいね。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
予選=7番手
いい予選だった。今日はクルマからすべてを引き出せたと思うし満足している。苦労した部分も少しあって、マシンをプッシュするのに十分な自信はなかったけど、同時に可能な限りベストなポジションを確保することができた。いいスタートポジションにつけられたので、明日はこれを大きなポイントに変えたい。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選=6番手
予選ではもっといいラップタイムを期待していたんだけどね。でもこれまで見たところ、ロングランのペースはかなりいいから、明日のレースではもっと強さを発揮できる状態になるはずだ。
アブダビのようなサーキットで今の僕たちのマシンが出せるパフォーマンスを考えると、このグリッドポジションは妥当だと思う。でも、ブラジルで良い結果を出した後だけに、もう少し上を望んでいた。
もう少し前に近づきたかったけれど、決勝ではもっといい位置を走れるはずだよ。明日は戦略の選択肢がたくさんあるから面白くなりそうだ。レッドブルには届かないだろうが、フェラーリを追うことができればいいね。明日は何が起こるか分からない。フィニッシュラインまで全力で戦い抜くよ。