2022年F1アメリカGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールは、フリー走行1では、ヤングドライバーテスト規則のもと、テストドライバーのロバート・シュワルツマンにマシンを託した。今回のFP2は90分に拡大され、2023年用プロトタイプタイヤのテストに当てられたが、FP1で走らなかったルクレールを含むドライバーたちは、FP2の序盤は2022年のタイヤで通常の作業に取り組むことが許された。大部分のドライバーたちが2023年用プロトタイプタイヤでのテストに専念したため、ルクレールは2022年型ミディアムタイヤでトップタイムを記録した。
カルロス・サインツはフリー走行1はトップタイム、フリー走行2では4番手だった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=走行せず/2=1番手(1分36秒810:ミディアムタイヤ/37周)
今までで一番忙しいFP2だったかもしれないが、楽しかった。FP1で走らなかったので、たくさんの周回を重ねることができてよかったよ。その後に来シーズン用のプロトタイプタイヤのテストもできた。
全体的に見て、生産的な一日で、マシンのフィーリングも走り始めから良かった。明日何ができるのか見ていくのが楽しみだ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=1番手(1分36秒857:ソフトタイヤ/19周)/2=4番手(1分38秒232:2023年用プロトタイプタイヤ/26周)
いつもと違う金曜日だった。FP1ではプログラムを完了したが、FP2ではピレリのテストに終始し、マシンのセットアップ変更をすることなく来シーズン用タイヤのテストを1時間半行った。そういうわけで、明日のFP3がいつもの予選前よりもさらに重要になってくるだろう。
それでも、全体的に見れば、競争力は比較的良かったので、自信を持って明日に臨むことができる。
(走行後の会見で語り)今日はペースはよかったが、バンプの関係で楽な一日ではなかった。このコースは、良いバランスを見つけ、縁石やバンプを乗り越えるときの乗り心地を良くすることが簡単ではない。最高に快適なマシンではなかったにしても、速さはあったし、それが重要だけどね。純粋なペースだけで見れば良い金曜だったが、フィーリングの面ではそうでもなかった。明日に向けてマシンを改善するため、さらに取り組む必要はあるだろう。