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 中国がゼロコロナ政策を維持していることから、F1は2023年の中国GPを中止するという判断を下したと『BBC』が報じたが、F1はこれを否定している。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年から中国GPは開催断念を強いられている。中国はパンデミック対策としてゼロコロナ政策を維持しているため、F1関係者が検査で陽性結果が出た場合、厳しい隔離措置が取られることもあり、F1のCEOステファノ・ドメニカリは2023年の中国GP開催を断念することを避けられないと、11月22日に『BBC』が伝えた。『BBC』によると、代替レースは行われず、2023年F1カレンダーは全23戦になる見通しだという。

 2023年カレンダーで、中国GPは第4戦として4月14~16日の日程が与えられている。中国GPが中止になった場合、オーストラリアGP(3月31日~4月2日)とアゼルバイジャンGP(4月28~30日)の間に約1カ月の空白が生まれてしまうため、ドメニカリCEOは、アゼルバイジャンを1週間前倒ししたい考えだが、主催者側はこれに抵抗しているという。

 こういった具体的な報道の後、F1のスポークスパーソンは、『AFP』に対し、中国GP中止が確定しているという説を否定した。

2019年F1第3戦中国GP
2019年F1第3戦中国GP スターティンググリッド

「私たちは、中国におけるCovidの状況を注視し続け、プロモーターおよび当局と密接な対話を続けています」とスポークスパーソンはコメントした。

「中国は2023年カレンダーに含まれています。そうではないという発表を私たちが行わない限り、状況に変化はありません」

 2021年に中国GPとF1は、開催契約を2025年まで延長したと発表している。