スクーデリア・アルファタウリは、F1第20戦メキシコGPの金曜フリー走行1に、レッドブルジュニアドライバーのリアム・ローソンを起用することを明らかにした。若手ドライバーのFP1起用レギュレーションにより、ローソンは角田裕毅のマシンで走行する。
レッドブルのリザーブドライバーを務め、現在FIA F2に参戦するローソンは、2021年12月のアブダビ・ヤングドライバーテストにアルファタウリから参加した後、今年のベルギーGPでは同チームでピエール・ガスリーのマシンに乗り、FP1デビューを果たした。
2022年のF1レギュレーションにおいて、チームはシーズン中、1台につき最低1回、F1レース出場2戦以内のドライバーを、FP1で走らせなければならないと定められており、メキシコではローソンは角田のマシンに乗る。
メキシコでのFP1では、2023年にアルファタウリに加入することが決まっているニック・デ・フリースが、メルセデスのジョージ・ラッセルのマシンに乗ることも発表された。メルセデスのリザーブドライバーであるデ・フリースは、今年、フランスGPのFP1ではメルセデスのルイス・ハミルトンのマシンに乗り、スペインGPではウイリアムズ、イタリアGPではアストンマーティンからFP1に参加した。移籍が決まっているデ・フリースにとって、メキシコのFP1は、メルセデスで走る当面最後の機会になる。
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