10月31日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するTEAM GOHはオフィシャルTwitterアカウントにて、ファンに向け感謝を伝えるメッセージを投稿。そのなかで、2022年シーズンをもって、TEAM GOHによるレッドブル・ジュニアプログラムとしての活動が終了したことを明らかにした。
2021年シーズンはTEAM MUGENとパートナーとなり『Red Bull MUGEN Team Goh』としてスーパーフォーミュラに参戦したTEAM GOH。2022年シーズンはTEAM GOHの単独チームとなり、2台体制での参戦が実現。チーム監督に元ホンダF1マネージングディレクターの山本雅史氏が就任するなど、体制発表から大きな話題を集めた。
そのうち、53号車はレッドブル・レーシングとホンダのジョイントによるドライバー育成プログラムとなり、車名は『Red Bull TEAM GOH G01 SF19』に。そして、2022年シーズンよりレッドブル・ジュニア・チームに登録されたホンダの育成ドライバーの佐藤蓮が全戦でステアリングを握った。
佐藤は第9戦鈴鹿で3位表彰台を獲得するなどの活躍を見せ、ドライバーズランキング11位。そして、同じくTEAM GOHから参戦する55号車三宅淳詞との戦いを制し、2022年シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーを手にした。チームとしても、佐藤、三宅がそれぞれ表彰台を獲得し、チームランキング7位という成績を残した。
しかし、TEAM GOHのオフィシャルTwitterアカウントにて投稿された、TEAM GOHの池田和広チーム代表からファンへ向けたメッセージのなかで、2022年シーズンをもってTEAM GOHとしてのレッドブル・ジュニアプログラムの活動が終了したことが発表された。
「誠に残念ながらではありますが、本日で私たちが行うレッドブル・ジュニアプログラムは終了になりました。目に見える形で結果を残すことが出来ず力不足でした。申し訳ございません」と池田代表。
「来季以降の活動は白紙でまだこれからです。士気も下がるかと思いましたが、スタッフの目はまだまだ死んでいません! TEAM GOHらしい形で何としてでも継続出来るよう明日から考えていきたいと思います。1年間本当にありがとうございました! また良いご報告ができるよう急ぎで頑張ります」
単独チームとしては参戦初年度ながら、2度の表彰台を獲得するなどの活躍を見せたTEAM GOH。2023年はどのような体制となるのか。チームからの発表を心待ちにしたい。
1年間応援ありがとうございました pic.twitter.com/ym5PjPYmRo
— TEAM GOH (@TEAMGOH_53_55) October 30, 2022