長島哲太「もっとレーシングライダーとして成長することが恩返しになる」/MotoGP第16戦日本GP予選

 子どものころからの夢であった世界最高峰の舞台へデビューを果たした長島哲太(HRCチーム)。開発ライダーとして走り込んでいる、モビリティリゾートもてぎならば、フリープラクティス1で上位に進出できる可能性があるのでは? という思いもあったが、現実はここまで15レースを戦ってきたレギュラーメンバーたちとの“レース感”の差があることを感じることになった。

レッドブルF1代表、自身の創設チームに所属していたピアストリをジュニアプログラムに入れなかったことを悔やむ

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーによると、レッドブルはキャリア初期の頃のオスカー・ピアストリをジュニアプログラムに入れる機会を見送っており、現在ホーナーはそのことを悔やんでいるという。

 ルノー・ユーロカップ、FIA F3、FIA F2でタイトルを獲得し、モータースポーツのジュニアシリーズを連覇するという印象強い成績を残したピアストリは、2020年にアルピーヌ(当時のルノー)のドライバーアカデミーに所属していたおかげで、アルピーヌでのF1昇格が決まっていた。しかしマクラーレンからの魅力的なオファーとアルピーヌ側の不透明な契約状況が相まって、21歳のピアストリはアルピーヌのF1シートのオファーを拒否し、マクラーレン加入を決めた。このことにアルピーヌは大いに憤慨した。

2019年日本GP以来となるポール獲得のM.マルケス、ウエットコンディションに得たチャンス/MotoGP第16戦日本GP

 日本GPの予選は天候に翻弄された。午前中のセッションからウエットコンディションとなり、Moto2クラスの予選Q2中に雷雨により赤旗中断。降り続く激しい雨によってMotoGPクラスのフリー走行3回目はなくなり、天候とコンディションの回復を待って、当初のスケジュールから約1時間遅れて予選がスタートした。

 コンディションは当然、フルウエット。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)を始め、濡れた路面に足元をすくわれるライダーがいる中で、マルケスはQ2中盤にトップタイムを記録すると、さらに終盤には1分55秒214をたたき出して、ポールポジションを獲得したのだった。これはマルケスにとって今季初であるだけではなく、3年ぶりのポールポジションでもあった。マルケスがこれ以前、最後にポールポジションを獲得したのは、奇しくも2019年の日本GP。そしてまた、ホンダにとっても今季初のポールポジションでもあった。

【順位結果】2022SBK第8戦スペイン 決勝レース1

 9月24日、2022年SBK第8戦スペインの決勝レース1がスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで開催され、アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)が優勝を飾った。2位はジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)、3位はギャレット・ガーロフ(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)が続いた。野左根航汰(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)は16位となっている。

津田拓也「順位を上げれてよかった。自分とチームの持ってる力を出すのが目標」/MotoGP第16戦日本GP予選

 9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラス予選日のフリー走行2回目と予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)は1分57秒787で21番グリッドを獲得した。

 初日はかろうじてドライコンディションを保ったが、予選日はウエットコンディションだった。MotoGPマシンでのウエットタイヤの経験が浅い津田は以下のように振り返った。