1秒以内に20台超。DTM初優勝を遂げたニック・キャシディが語るスーパーGTとの「ハードさ」の違い

 長年参戦していたスーパーGTと全日本スーパーフォーミュラ選手権を2020年シーズンをもって“卒業”し、欧州へと拠点を移したニック・キャシディ。2020-21シーズン以降はフォーミュラE世界選手権をメインに参戦し、今季はDTMドイツ・ツーリングカー選手権にもレッドブル・アルファタウリカラーをまとうAFコルセのフェラーリ488 GT3 Evoでフル参戦を開始した。

 そのキャシディが、9月11日に行われた2022年第6ラウンド、スパ・フランコルシャン戦のレース2でDTM初優勝を遂げた。

元F1王者ビルヌーブがアルピーヌA521をドライブ「スピードの理解に苦労。映画を早送りで見ているようだった」と衝撃

 元F1チャンピオンのジャック・ビルヌーブは、モンツァでアルピーヌの2021年型マシン『A521』のテスト走行を行ったが、かつて彼が知っていたF1とはまったく違う経験をしたことを認めた。彼は頭のなかで現代のグランプリマシンの「速さとグリップを理解するのに苦労した」という。

 1997年のF1世界チャンピオンであるビルヌーブは、アルピーヌからイタリアGP後のA521テスト走行に招待された。このためにビルヌーブは、アルピーヌのシミュレーター作業をしてマシンに慣れるための準備をした。

ピアストリ問題を語るアルピーヌCEO。契約上ミスがあったと認めるも「彼はウイリアムズ行きを嫌がるべきでなかった」

 アルピーヌのCEOを務めるローラン・ロッシは、オスカー・ピアストリはアルピーヌのレギュラードライバーになる前にウイリアムズで経験を積むというルートを辿ることを嫌がったとして、彼の価値観を受け入れることはできないと語った。ルノー/アルピーヌの育成ドライバーで今年はリザーブドライバーを務めるピアストリは、アルピーヌから2023年にF1デビューを果たす道筋ができたにもかかわらず、マクラーレンへの移籍を選んだ。

 FIA契約承認委員会は、ピアストリとアルピーヌ、マクラーレンの契約問題を審査した結果、ピアストリとアルピーヌは正当な契約関係になく、ピアストリは来シーズン、マクラーレンに移籍することができるという裁定を下した。

中上貴晶、転倒で右手を負傷「日本GPに出られるようにベストを尽くす」/MotoGP第15戦アラゴンGP決勝

 9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はリタイアに終わった。

 予選でホンダ勢最上位の12番グリッドを獲得し、決勝に向けて意気込んでいた中上は、午前のウォームアップ走行で決勝に向けて最後の調整を行った。中上はフロント、リヤともに新品のミディアムタイヤを使用し、4周目に1分47秒689をマークして、トップに立った。セッションの最後まで中上のタイムを上回るライダーは現ず、そのままトップで終えた。

「みんながひとつになって作り上げるレースを観て欲しい」GTA坂東代表、さまざまな改善へ要望

 9月18日、スーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』が開催されているスポーツランドSUGOで、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表がGTA定例記者会見に出席し、今季行われている450kmレースに関するレース距離、さらにサーキットのインフラについての質問に答えた。