フェラーリからランボルギーニへの移行に“空白の一年”。アイアン・リンクス、ポルシェでのWEC参戦を検討?

 ランボルギーニとパートナーシップを結び、2024年からWEC世界耐久選手権およびIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で公式オペレーティングチームとしてランボルギーニLMDh車両を走らせることになったイタリアのアイアン・リンクス。

 彼らはGT3プログラムにおいても2023年からランボルギーニのウラカンGT3 EVO2へと車両を切り替えることを明らかにしているが、ここで問題となるのが2023年のWECプログラムだ。

プレマが今季4勝目、ハプスブルク&デレトラズ戴冠。GTEでは女性トリオが初優勝/ELMS最終戦

 10月16日、ポルトガルのアルガルベ・サーキットで2022年ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ最終戦が行われ、プレマ・レーシングの9号車オレカ07・ギブソンが4時間の決勝レースを制し、ファン-マヌエル・コレアと組んだルイ・デレトラズ、フェルディナンド・ハプスブルクの2名がシリーズチャンピオンに輝いた。

 プレマの勝利は開幕2戦と第4戦に続く今季4度目。この2022年にシリーズ初挑戦のイタリアチームは、全6戦のうち半数以上の4つのレースを制したことになる。