世界初のステルス機? 万能機「モスキート」初飛行 -1940.11.25 生産は家具職人が担当

イギリスは第2次世界大戦中、鉄やアルミニウムの使用量を抑えるために構成材のほとんどを木製とした「モスキート」を生み出しています。同機は当初の予想を裏切り高性能を発揮、万能機としてあらゆる任務に用いられました。

「長門」型戦艦は大改装後も世界最強だった? スペックでは米英の次世代艦に勝る部分も

日本の長門型戦艦は世界で最初に41cm砲を採用した戦艦で、旧日本海軍の象徴でした。ただ長門型戦艦も就役時はともかく、第2次世界大戦直前、すなわち1935年ころはどうだったのでしょうか。大規模改装後の実力を見てみます。

世界唯一“軍艦を沈めた原子力潜水艦”とは 日本防衛にも活かせるか「海の忍者」の戦訓

今から40年前のフォークランド紛争では、イギリス海軍が“世界初”の戦果を挙げています。原子力潜水艦による攻撃で、アルゼンチン海軍は手痛い打撃を被りました。その一部始終を振り返ります。

ハリアー奮戦で「スキージャンプ+VTOL機」英国式が世界標準に! 40年前の“戦訓”

今から40年前の1982年、南大西洋の小島を巡ってイギリスとアルゼンチンが戦いました。そのとき、イギリスが送り込んだのが軽空母「インヴィンシブル」。同艦が戦果を上げ、世界から注目されるようになった経緯をひも解きます。

戦艦「大和」「武蔵」より早い 史上初46cm砲搭載艦を生んだイギリス海軍 結局使ったの?

旧日本海軍が使った世界最大の戦艦、大和型の目玉ともいえる装備に46cm砲があります。この強大な艦砲を世界で最初に造ったのはイギリス海軍でした。その目的と顛末、それに触発されたアメリカの動きを見てみます。

女王から国王へ 変わる/変わらない「艦の呼び方」…艦船接頭辞 カナダ海軍の場合

「女王」が「国王」に変わると、実にいろいろなものに影響が見られます。言葉遣いもそのひとつで、それはたとえば軍艦の接頭辞にも変更が見られます。その「艦船接頭辞」、どのようなものなのでしょうか。

エリザベス女王の棺を「砲車」に載せ海軍が運ぶ…なぜ? 「ロイヤル」名乗れぬ陸軍の“序列”

2022年9月19日、厳粛な雰囲気のなか行われた故エリザベス女王の葬儀。彼女の棺を運んだのは、多数の海軍兵士が引く砲車でした。砲車が使われた意味と、葬儀に大いに関係していたイギリス軍内での陸海空の序列について見てみます。