トヨタは『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』に取り組んでいる。その成果の第一弾が2020年9月に発売したGRヤリスであり、第二弾が2022年4月に発表したGRカローラだ。2021年5月からは、スーパー耐久シリーズに水素エンジンを積んだGRカローラを投入しており、レース活動を通じて得られた知見がGRカローラ市販バージョンの開発に役立ったという。
“モリゾウエディション”は、すべてが“別物”の猛獣。レースで勝つためのノウハウが注ぎ込まれたGRカローラ/GRヤリスに試乗
トヨタGRヤリスとトヨタGRカローラを袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で走らせる機会を得た。走行ステージはダートとサーキットだった。GRが取り組む『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』と、そこから生まれたスポーツ4WDシステムGR-FOURの性能やモデルごとの乗り味の違いを体感するのが試乗会の趣旨だ。