ヨス・フェルスタッペン、息子マックスにとって過去最高のF1チームメイトはリカルドだと語る

 元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンは、息子であるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にとっての過去最高のチームメイトとして、ダニエル・リカルド(マクラーレン)の名前を挙げた。

 2015年にF1デビューを果たしたフェルスタッペンはこれまでのキャリアで、カルロス・サインツ、リカルド、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレスの5人をチームメイトにしてきた。

父ヨスの厳しい教育とマックス自身の貪欲さ。新時代のF1王者フェルスタッペンを生んだキャリア育成回顧集

 10月9日に3年ぶり開催されたF1日本GPでは、今シーズン圧倒的な強さを誇ってきたレッドブルのマックス・フェルスタッペンがドライバーズ・チャンピオンシップを決定。雨に見舞われた短縮レースとはいえ、レースを圧倒し昨年に続き2連覇を成し遂げたその走りは、F1におけるフェルスタッペン時代の幕開けを感じさせた。

 そのフェルスタッペン2連覇を記念して、『F1速報』では臨時増刊「2022フェルスタッペン、ワールドチャンピオン獲得記念号」を刊行。F1界を革命するフェルスタッペンのキャリアとその優れた天性を特集している。今回は、そのなかから父親であり元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンによるマックスのキャリア育成についての回顧集をお届けする。

フェルスタッペン親子を手がけたレイモンド・フェルミューレン【タキ井上が語る敏腕F1マネージャー/第2回前編】

 1994年の日本GPでF1デビューを果たし、1995年には日本人4人目のフルタイムF1ドライバーとなった“タキ井上”こと井上隆智穂。F1引退後、さまざまなかたちでレーシングドライバーのマネジメントに携わったタキ井上が、複数回にわたり敏腕F1マネージャーたちについて語っていく『タキ井上が語る敏腕F1マネージャー』は、autosport web Premiumの会員限定で連載中だ。

 本企画2人目に取り上げる人物は、2022年シーズンのF1ワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンのマネージャー/エージェントであるレイモンド・フェルミューレンだ。前編となる今回は、マックス・フェルスタッペンの2度目のドライバーズタイトル獲得を記念し、会員以外の方にもお楽しみいただけるよう特別掲載でお届けする。