フェルスタッペン親子を手がけたレイモンド・フェルミューレン【タキ井上が語る敏腕F1マネージャー/第2回前編】

 1994年の日本GPでF1デビューを果たし、1995年には日本人4人目のフルタイムF1ドライバーとなった“タキ井上”こと井上隆智穂。F1引退後、さまざまなかたちでレーシングドライバーのマネジメントに携わったタキ井上が、複数回にわたり敏腕F1マネージャーたちについて語っていく『タキ井上が語る敏腕F1マネージャー』は、autosport web Premiumの会員限定で連載中だ。

 本企画2人目に取り上げる人物は、2022年シーズンのF1ワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンのマネージャー/エージェントであるレイモンド・フェルミューレンだ。前編となる今回は、マックス・フェルスタッペンの2度目のドライバーズタイトル獲得を記念し、会員以外の方にもお楽しみいただけるよう特別掲載でお届けする。

【鈴鹿F1優勝偉人伝/完結編】日本勢の鈴鹿F1好走史。亜久里&可夢偉の3位、上位多数の中嶋悟と琢磨

 鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPを制した者の数は16人、そのなかに日本人ドライバーは含まれていない。しかし、勝利には至らずとも、母国戦で多くの好走劇が演じられてきたことは事実だ。

 鈴鹿F1優勝偉人伝、その完結編は『鈴鹿F1健闘日本人伝』である。今年、自身初の鈴鹿F1凱旋参戦を迎える角田裕毅の活躍に期待しながら、日本勢の挑戦、そして好走の軌跡を振り返ってみたい。

(※文中敬称略。本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)