長島哲太、MotoGP第18戦オーストラリアGPも代役参戦予定。中上貴晶の右手指は手術成功

 10月2日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダは、長島哲太が10月14~16日に開催される第18戦オーストラリアGPに中上貴晶の代役としてホンダRC213Vを駆る予定であることを発表した。

長島哲太、MotoGP第17戦タイGPに代役で出場。中上貴晶は右手指の治療に専念

 9月27日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダは、中上貴晶が9月30日~10月2日に開催される第17戦タイGPを欠場することと、長島哲太が代役としてホンダRC213Vを走らせることを発表した。

 中上は、第15戦アラゴンGPの決勝で転倒を喫した際に、右手を負傷。その後、右手薬指と小指の腱の手術を受けて連戦の日本GPに向かった。

痛みに耐えながらも無事完走の中上貴晶「最後リタイアしようと思うくらい本当に走れなかった」/MotoGP第16戦日本GP決勝

 9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの決勝が栃木県のモビリティーリゾートもてぎで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は怪我をしていたものの20位で完走した。

 予選日は大雨が降り、セッションに遅れが発生するほどの難しいコンディションだったが、大勢のファンとライダーの願いが届いたのか、決勝日は終日青空が広がり、絶好のドライコンディションとなった。

ミラーが独走で今季初優勝。バニャイア、A.エスパルガロは痛恨のノーポイントに終わる/MotoGP第16戦日本GP

 9月25日、MotoGP第16戦日本GPの決勝レースが栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、MotoGPクラスはジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季初優勝を飾った。ポールポジションからスタートしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は、表彰台獲得は逃したものの4位フィニッシュを果たしている。

予選Q1で転倒を喫した中上貴晶「明日は追い上げるしかない。皆さんの声援で背中を押してもらって走り切りたい」/MotoGP第16戦日本GP予選

 9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は25番手となった。

 午前に行われたフリー走行2回目は朝から雨が降り、激しく水飛沫が上がるほどのフルウエットコンディションとなったが、通常通り45分間で行われた。中上はセッション後半にフロントにミディアム、リヤにソフトのレインタイヤを履いて計18周をこなし、1分56秒874を記録して17番手となった。

荒れる天候で赤旗中断、セッションディレイ……。フルウエットコンディションの中、M.マルケスが3年ぶりにポール奪取/MotoGP第16戦日本GP

 9月24日、MotoGP第16戦日本GPの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、MotoGPクラスはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が2019年日本GP以来となる、今季初のポールポジションを獲得した。

 また、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は25番グリッド、長島哲太(HRCチーム)は19番グリッド、津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)は21番グリッドから決勝レースを迎える。

怪我の状態が心配される中上貴晶「スピードは出せたので、自分自身も正直びっくり」/MotoGP第16戦日本GP初日

 9月23日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合12番手に入った。

 中上は前戦の第15戦アラゴンGPの決勝で、転倒を喫した際に右手薬指と小指の腱を負傷してしまい、大会直前の9月19日に手術を受けた。22日に受けたメディカルチェックで出走許可が降り、痛み止めを服用しながらFP1から出走した。

曇天の下で始まった3年ぶり開催の日本GP初日。トップはミラー、中上は12番手/MotoGP第16戦

 9月23日、MotoGP第16戦日本GPのフリー走行1回目が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、MotoGPクラスはジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップタイムを記録した。

 日本GPに参戦する日本人ライダーとしては、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が12番手、長島哲太(チームHRC)が22番手、津田拓也(チーム・スズキ・エクスター)が25番手だった。

転倒で右手を怪我した中上貴晶がMotoGP第16戦日本GPを前に手術。出場は木曜日のメディカルチェックで判断

 9月19日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダ・イデミツは、中上貴晶がスペインのモーターランド・アラゴンで行われた第15戦アラゴンGPの決勝で転倒を喫した際に負傷した右手薬指と小指の腱の手術を受けたと発表した。

マルケス、クアルタラロ、中上が語るオープニングラップの波乱劇/第15戦アラゴンGP

 9月18日、スペインのモーターランド・アラゴンで行われた2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラス決勝のオープニングラップで、リタイアで終えた3人のライダーがレース後に転倒を振り返った。

 ドライコンディションでスタートした決勝のオープニングラップで、3コーナーではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)とファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が接触し、クアルタラロが転倒。さらに7コーナーではマルケスをオーバーテイクしようとした中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が転倒を喫し、その後マルケスはリタイアで終えるという波乱な展開となった。