中上貴晶、転倒で右手を負傷「日本GPに出られるようにベストを尽くす」/MotoGP第15戦アラゴンGP決勝

 9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はリタイアに終わった。

 予選でホンダ勢最上位の12番グリッドを獲得し、決勝に向けて意気込んでいた中上は、午前のウォームアップ走行で決勝に向けて最後の調整を行った。中上はフロント、リヤともに新品のミディアムタイヤを使用し、4周目に1分47秒689をマークして、トップに立った。セッションの最後まで中上のタイムを上回るライダーは現ず、そのままトップで終えた。

バスティアニーニVSバニャイア再び。バスティアニーニが0.042秒差で雪辱の勝利を飾る/MotoGP第15戦アラゴンGP

 9月18日、MotoGP第15戦アラゴンGPの決勝レースがスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスはエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)がフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)と優勝争いを展開し、これを制して今季4勝目を飾った。

 マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は1周目にファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)と接触し、その後リタイア。クアルタラロと中上もともに転倒リタイアとなった。

中上貴晶「目標タイムに届かなかったが、レースペースはよさそう」/MotoGP第15戦アラゴンGP予選

 9月17日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラスの予選がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はホンダ勢トップの12番手を獲得した。

 大接戦となった初日は惜しくも11番手で終えた中上だったが、今大会は第11戦オランダGP以来の4戦ぶりにダイレクトQ2進出を果たした。午前のFP3はフロント、リヤともにユーズドのミディアムタイヤとソフトタイヤで走り始めた。その後は新品タイヤに履き替え、初日の自己ベストタイムを0.645秒短縮して1分47秒266を記録し、9番手にポジションを上げてダイレクトでQ2に進んだ。

バニャイア、今季5度目のポール獲得。ドゥカティが3戦連続で予選トップ3を占める/MotoGP第15戦アラゴンGP

 9月17日、MotoGP第15戦アラゴンGPの予選がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季5度目となるポールポジションを獲得した。

 マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はQ1を3番手で終え、Q2に進むことはできなかった。また、Q2にダイレクト進出を果たした中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は、12番手で予選を終えた。

中上貴晶「セッション中はかなり競争力があり、明日がとても楽しみ」/MotoGP第15戦アラゴンGP初日

 9月16日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合11番手に入った。

 今月13日に、中上は2023年シーズンもLCRホンダ・イデミツよりMotoGPクラスに継続参戦することが発表された。発表後、すぐに迎えた今回の第15戦アラゴンGPは、初日のフリー走行1回目では4番手と幸先の良いスタートを切った。

マルティンが総合トップ。復帰のM.マルケスは総合8番手で初日を終える/MotoGP第15戦アラゴンGP

 9月16日、MotoGP第15戦アラゴンGPのフリー走行1回目、2回目がモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスはホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が初日を総合トップで終えた。今大会で復帰を果たしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は、総合8番手。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は総合11番手だった。

MotoGP日本GPを前に、中上貴晶が現役中学生と“夢の実現”をテーマにオンライン交流会を実施

 2022年9月13日、MotoGPライダーの中上貴晶が3年ぶりの開催となるMotoGP日本GPを前に地元中学生に対して、“夢の実現”をテーマにオンラインで交流会を開催した。

 今回のイベントの対象となったのは、栃木県芳賀郡茂木町にある茂木中学校の3年生(88名)。生徒たちとMotoGP世界選手権に参戦中の中上貴晶が“夢の実現”をテーマに交流し、自分の将来や進路についての関心・意欲を高めることを目的に開催された。

中上貴晶、MotoGP6年目を迎える2023年もLCRホンダ・イデミツから継続参戦「一日でも早く満足のいくレースをしたい」

 9月13日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦している株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は2023年もLCR Honda IDEMITSU(LCRホンダ・イデミツ)より中上貴晶を起用すると発表した。