2026年からのF1世界選手権への参入、それを受けたLMDh開発プログラムの中止により、相次いでワークスドライバーが流失しているアウディスポーツ。ヨーロッパのパドックではさまざまな噂がささやかれる中、アウディスポーツのカスタマーレーシング代表、クリストファー・ラインケに、今季の活動や噂の真意について直撃した。
チームWRTのエース、ファントールとウィーツも“フォーリングス”を離れる。アウディが発表
アウディスポーツは、ドリス・ファントールとシャルル・ウィーツがBMW Mモータースポーツに移籍し、2023年もチームWRTの下でGT3レースに参戦するというニュースが“予想”されるなか、両ドライバーがファクトリーラインナップから離脱することを確認した。
GT3パドックでは広く知られていたこの展開は、10月30日(日)に行われたFIAモータースポーツ・ゲームスで、ファントールがサンテロック・レーシングが運営するアウディR8 LMSエボIIで3位入賞を果たした後にアウディからアナウンスされた。
フォコ追い上げ及ばず、ASPトリオが耐久王に。優勝はダナイミック・ポルシェ/GTWCヨーロッパ最終戦
10月2日、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)最終戦が行われ、ダイナミック・モータースポーツの54号車ポルシェ911 GT3 R(クラウス・バクラー/アレッシオ・ピカリエッロ/マッテオ・カイローリ組)が予選3番手から逆転勝利を飾った。
チャンピオンシップ争いにおいては、ランキング1位でエンデュランスカップの最終第5ラウンドとなった同イベントに臨み、3時間レースの末に総合5位となった88号車メルセデスAMG GT3(アコーディスASPチーム)のラファエル・マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノン組が、2022年のエンディランスカップでドライバー、チームのダブルタイトルを獲得している。
フォコ追い上げ及ばず、ASPトリオが耐久王に。優勝はダナイミック・ポルシェ/GTWCヨーロッパ最終戦
10月2日、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)最終戦が行われ、ダイナミック・モータースポーツの54号車ポルシェ911 GT3 R(クラウス・バクラー/アレッシオ・ピカリエッロ/マッテオ・カイローリ組)が予選3番手から逆転勝利を飾った。
チャンピオンシップ争いにおいては、ランキング1位でエンデュランスカップの最終第5ラウンドとなった同イベントに臨み、3時間レースの末に総合5位となった88号車メルセデスAMG GT3(アコーディスASPチーム)のラファエル・マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノン組が、2022年のエンディランスカップでドライバー、チームのダブルタイトルを獲得している。
チームWRT、GTプログラムもBMWへスイッチ。バレンティーノ・ロッシらが2台のM4 GT3をテストへ
ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWSに参戦しているチームWRTは、2022年最終戦のレース翌日となる10月3日、スペインのバルセロナで2台のBMW M4 GT3をテストすると明らかにした。
WRTペアがスプリントカップ3連覇。雨のレース2では劇的な逆転勝利も/GTWCヨーロッパ第9戦
9月17~18日、バレンシア・サーキットでファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ第9戦が行われ、土曜のレース1はシルバーカップエントリーの53号車フェラーリ488 GT3エボ(AFコルセ)を駆るユリース・ド・ポー/ピエール-アレクサンドル・ジョン組がポール・トゥ・ウインで今季2勝目をマーク。ウエットレースとなった日曜のレース2は、前日にスプリントカップ3連覇を決めた32号車アウディR8 LMSエボII(チームWRT)のシャルル・ウィーツ/ドリス・ファントール組が、ファイナルラップでトップを奪う逆転劇で今季最後の60分スプリントを締めくくってみせた。
年間5戦で争われるスプリントカップ最終戦の舞台は、スペインのバレンシア。土日の2日間で天候が様変わりした週末最初のレースは、第6戦ミサノでシルバーカップクラスのスプリントカップ王者を決めたAFコルセのペアが速さをみせた。