バサースト12時間にプロクラス復活。2023年はオールプロドライバーの布陣が可能に/IGTC

 例年IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジのオープニングイベントとして開催される『リキモリ・バサースト12時間』は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックと世界的な貨物輸送の課題が続いている影響で、今年はプロ・アマクラスを頂点とする方式に戻ったが、来季2023年については2年ぶりにオールプロドライバーのラインアップを認めることが決定した。

 IGTCを運営するSROモータースポーツ・グループは、マウント・パノラマへの復帰を目指す主要ブランドやチームから強い関心が向けられるなか、オーストラリアの国際的なエンデューロを世界トップクラスの長距離レースのひとつにしたフォーマットに戻す時期が来たことを確認した。

フェラーリ・ポルシェら新型GT3&エボのデビューに、2戦の“待った”。理由はBoPテスト/IGTC

 2023年シーズンのIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ・パワード・バイ・ピレリの序盤2戦は、GT3マシンの新車やアップデートキットの投入が認められないことが分かった。シリーズを統括するSROモータースポーツ・グループは、この2戦において現行のBoP(性能調整)テーブルを適用するという。