大久保光とザッコーネ、2023年はTech3 E-RacingからMotoEに参戦

 11月15日、Tech3 E-Racingは2023年のFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)に大久保光とアレッサンドロ・ザッコーネを起用すると発表した。

 電動バイクによるチャンピオンシップであるMotoEは、エネルジカ・モーターカンパニーのワンメイクマシンが使用されたが、2023年からドゥカティのワンメイクマシンでレースが行われることとなった。

中上貴晶「異なるパッケージとシャシーをテストした」帰国後は再手術へ/MotoGPバレンシア公式テスト

 11月8日、スペインのリカルド・トルモ・サーキットでロードレース世界選手権MotoGPクラスのバレンシア公式テストが行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は64ラップをこなして、2023年シーズンに向けて始動させた。

MotoGP:2023年は3クラス80人が暫定エントリー。日本人は8人がフル参戦

 11月3日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は2023年シーズンのロードレース世界選手権における暫定エントリーリストを発表した。MotoGPクラスは11チーム22名の、Moto2クラスは15チーム30名、Moto3クラスは14チーム28名と3クラス80名のエントリーが承認されている。

新チームLIQUI MOLY Husqvarna Intact GPが2023年から参戦。Moto2はダリン・ビンダー、Moto3は佐々木歩夢がラインナップ

 10月18日、ロードレース世界選手権の現在Moto2クラスに参戦するIntact GPとMoto3クラスに参戦しているハスクバーナ・モーターサイクルがタッグを組み、2023年から『LIQUI MOLY Husqvarna Intact GP(リキモリ・ハスクバーナ・インタクトGP)』としてMoto2、Moto3の両クラスに参戦することを発表した。同時にライダーのラインナップも発表され、佐々木歩夢が引き続きMoto3クラスに参戦することが明らかとなった。

2023年からマシンはドゥカティに。8大会16レース、電動バイクMotoEの暫定カレンダー発表

 10月18日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、開催5年目となる『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)の2023年シーズンにおける暫定カレンダーを発表した。

 2019年からスタートしたMotoEは、ロードレース世界選手権MotoGPとの併催でヨーロッパを中心に開催されている電動バイクのチャンピオンシップだ。

SBK参戦中の野左根航汰、2023年はYamaha VR46 Master Camp TeamからMoto2に参戦

 10月5日、ヤマハ発動機は、全日本ロードレース選手権のJSB1000でチャンピオンに輝き、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦中の野左根航汰が、2023年は『Yamaha VR46 Master Camp Team』から、ロードレース世界選手権のMoto2クラスにフル参戦することを発表した。

Moto3:ホンダ・チーム・アジア、2023年も古里太陽とマリオ・アジが継続参戦/MotoGP

 9月28日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているホンダ・チーム・アジアは、2023年の参戦体制を発表し、マリオ・アジと古里太陽が継続参戦することをアナウンスした。

 このチームは世界で活躍するアジア人ライダーを発掘・育成する取り組みの一環としてホンダが2013年に発足し、Moto2クラスに参戦をして今まで数多くの日本人ライダーを起用してきた。そして、2016年からはMoto3クラスにもホンダ・チーム・アジアとしてエントリーしており、尾野弘樹や鳥羽海渡が参戦してきた。そして2018年からは、青山博一が2クラスのチーム監督を務めている。

山中琉聖、Moto3クラスフル参戦4年目は強豪チームのアスパーへ移籍しガスガスに乗り換え/MotoGP

 9月22日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているGASGAS Aspar Teamは2023年に山中琉聖を起用すると発表した。

 山中は、2015~2016年にアジア・タレント・カップ、2017~2018年はレッドブルMotoGPルーキーズカップに参戦していたライダーだ。2019年はEstrella Galicia 0,0のジュニアチームからCEVレプソルインターナショナル選手権のMoto3クラスに参戦していた。

鳥羽海渡がSIC58 Squadra Corseへ移籍。4年ぶりにホンダでMoto3クラスを戦う/MotoGP

 9月24日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているSIC58 Squadra Corseは2023年シーズンに鳥羽海渡を起用すると発表した。

 鳥羽は2013年に全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦し、翌2014年にはアジア・タレント・カップに参戦して初代チャンピオンを獲得した。2017年からホンダ・チーム・アジアからロードレース世界選手権Moto3クラスにエントリーし、2019年まで戦った。