「両タイトルの獲得が最終的な目標」フェルスタッペン、コンストラクターズ選手権制覇に向け集中/F1第19戦プレビュー

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今週末の2022年F1第19戦アメリカGPに向け、コンストラクターズ選手権のタイトルに集中すると語った。

 前戦日本GPで優勝し、2年連続のドライバーズタイトルを獲得したフェルスタッペン。今後はコンストラクターズ選手権のタイトルを目指していくといい、昨年優勝を挙げたオースティンでのレースを楽しみにしていると述べた。

角田裕毅、COTAのバンピーな路面を警戒「新世代マシンがどう動くのか興味深い」/F1第19戦プレビュー

 アルファタウリの角田裕毅は、今週末の2022年F1第19戦アメリカGPに向け、バンピーな路面のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でF1の新世代マシンがどのような動きを見せるのかということに関心を持っていると語った。

 3年ぶりに開催された日本GPで、F1ドライバーとして初めて鈴鹿を走った角田。大雨の影響を受けたレースで入賞は叶わなかったが、初の母国レースを楽しんだと振り返った。

F1アメリカGPを開催するCOTA、レジェンドのマリオ・アンドレッティに敬意を評し最終コーナーの名前を変更

 今週末のF1第19戦アメリカGPの会場である、オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)は、1978年のF1世界チャンピオンであるマリオ・アンドレッティに敬意を表し、モータースポーツのレジェンドにちなんで最終コーナー名を変更した。

 COTAのタイトな左コーナーであるターン20は、12回のグランプリ優勝経験者であり、F1世界タイトルを獲得した最後のアメリカ人であるアンドレッティにちなんで、『The Andretti』と名付けられた。木曜日には82歳のアンドレッティも出席して、コースで正式な命名式が行われる。

メルセデスF1、アメリカGPで今季最後の空力アップグレード。パーツの軽量化で最低重量に近づくことにも期待

 メルセデスF1チームは、F1第19戦アメリカGPでW13に今シーズン最後のアップグレードを施す計画を立てている。これによってパフォーマンスが向上し、2023年シーズンに向けた学習にもなることをチームは期待している。

 今年のメルセデスは、2022年型F1マシンW13から期待どおりのパフォーマンスを引き出すことに苦労している。パフォーマンス不足の一因は、マシンの重量が重いことであり、シーズン当初にはレギュレーションで規定された最低重量を12kgもオーバーしていたともいわれている。

アルファロメオF1、育成ドライバーのプルシェールをアメリカGPのFP1で起用へ。ボッタス車をドライブ

 ザウバー・アカデミーに在籍しているテオ・プルシェールは、オースティンで開催されるF1第19戦アメリカGPで、初めてフリー走行1回目(FP1)を担当する予定だ。

 F1で今シーズンより義務化されている若手ドライバー起用ルールにより、フランス出身で19歳のプルシェールは、アメリカGPでバルテリ・ボッタスのC42を引き継ぐことになる。

フェラーリ育成のロバート・シュワルツマン、F1アメリカGPでフリー走行1回目に参加へ

 スクーデリア・フェラーリは9月15日、第19戦アメリカGPのフリー走行1回目にFDA(フェラーリドライバーアカデミー)のメンバーであるロバート・シュワルツマンを起用すると発表した。

 1999年生まれで現在22歳のシュワルツマンは、2019年にプレマ・レーシングからFIA F3に出場しタイトルを獲得。翌2020年にはFIA F2に昇格し、同じくプレマ・レーシングで選手権4位という成績を残した。2021年もF2に参戦し、ドライバーズランキング2位でシーズンを終えている。またシーズン末にはアブダビで行われたテストにもフェラーリとハースから参加した。